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週刊誌スクープ大賞

“性の2大解放区”は北海道と静岡!? 県別「おんな変態度」ギョーテン調査結果

 IQ190を自称するカルプレスは取り調べに際して、ビットコイン大量消失の「真犯人」は別にいるのだと主張しているそうだ。カルプレスと親しい知人が、彼の言い分をこう代弁する。

「彼は、マウント・ゴックス社の創設者である米国人のX氏にハメられたと言っています。(中略)たしかに彼はプログラマーとしては超一流の天才ですが、世間知はまったくないし、ましてや経営者としての資質はゼロです。誰かに騙されたとしても不思議ではない」

 私のように「いつもニコニコ払う現金」という暮らしをしている者には、ビットコインのような「架空マネー」など信用するほうがおかしいので、だますほうもだまされるほうも、どっこいどっこいだと思えてならないのだが。

 さて、今週は週刊新潮が「3000号記念」(440円)の別冊を出している。昭和31年(1956年)に出版社系一般男性週刊誌として初めて出された新潮は、当時としては革命的な雑誌だった。

 新聞社と違って人も情報も少ない週刊誌が、当時100万部を誇っていた週刊朝日などの新聞社系週刊誌に対抗していけると考えた人は、新潮編集部でも少数派だったであろう。

 だが「選択と集中」で、新聞批判とスキャンダルを柱に、あっという間に新聞社系を抜き去り、出版社系週刊誌の全盛時代を築くのだ。

 今でも語り草の新潮流スクープがある。昭和33年の全日空下田沖墜落事故の時だったと思うが、新潮の記者が現場や全日空に駆けつけたが、新聞社が漁った後で何もない。

 仕方なく新潮は、同機に乗るはずだったがなんらかの事情でキャンセルした人たちを探し出し「私は死神から逃れた」とタイトルをつけた特集を組んだ。大ヒットだった。

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