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「日本のAVにも著作権アリ」判決に、愛好家が戦々恐々!? 韓国から日本のAVが消える日

 淫乱物を取り締まる法律もさまざまで、刑法、情報通信網法、そして児童・青少年の性保護に関する法律などで罰則が設けられている。特に3番目の法律に違反した場合は、最高で無期懲役刑まであるそうだ。
 
 韓国では先頃、勤務中に淫乱物を800作品ほどダウンロードし続けた男性が企業側に解雇されたが、裁判所は「解雇は合法」という判決を出した。また、警察当局内部では、勤務中に淫乱物を見た職員がいた場合、退職させることも辞さないというルールを設けている。韓国は社会的にも法律的にも、淫乱物に厳しいのだ。

 となると、淫乱物は違法に配信・流通することが常となる。韓国では日本のAVが大人気である。中には字幕をつけて配布する愛好家もいる。国内のAV商品がほとんどないという事情を鑑みれば、当然といえば当然。そして、その日本製AVは、主に違法動画サイトを通じて楽しまれていた。今回の判決は、ただでさえ厳しい韓国のAV事情に、さらなる圧力となる可能性がある。海外AV企業の著作権を認めるのであれば、違法サイト摘発にさらなる力を注ぐことになるはずだからだ。今後、韓国から日本のAVが消えてゆくのだろうか? PCの向こう側から、韓国人男性たちの悲鳴が聞こえてきそうである。
(取材・文=河鐘基)

最終更新:2016/01/27 12:10
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