乃木坂46盗撮動画騒動に刑事事件化の動きも、運営に苦悩「逮捕者が出れば本物と認めることになる……」
#アイドル #橋本奈々未
前出の別サイト運営者によると「芸能人の盗撮動画は大半が似ている素人女性というだけのニセモノで、それだけにウチは買い取りをしていない」というが、業界内ではすでに今回の動画が本物かニセモノかにとどまらない事態になっているという。
夕刊紙記者は「ウチでこの流出ニュースを報じようとして一応、乃木坂サイドのコメントをもらおうと思ったら、これは“完全NG”だと。刑事事件になるかもしれないという話だったので、記事を保留にした」と話す。
「ほかからは、橋本本人がかなりのショックを受けているとか、問題のラジオ局のトイレには警察官が出向いたという話も聞いたんですが、それはともかく、事件化すれば流出動画が橋本本人であると認めてしまうことになる。そうなれば、サンプル画像がさらに拡散されるのは必至で、運営は慎重な対応になっている様子」(同)
現在、問題のサイトは芸能人関連の動画のみ公開を取りやめた形で運営を継続。約4,000本の動画をすべて閲覧するには、60日で175ドル(約2万2,000円)もの高額会費を払ってVIP会員にならなければならないシステムだが、盗撮動画についてはマニア間で評価が高い一方、その違法性についての論議も盛んに行われている。運営会社はオランダにあって「日本の法律は適用されないから違反にならない」という見方もあるが、先日は動画投稿サイト「FC2」のわいせつ生中継で、社長らが逮捕されている。こちらも運営会社はアメリカにあったが、実質的な運営は国内にあるとして起訴された。
某アイドルグループの運営からは「被害の拡散を防ぎたいのはわかるけど、それで泣き寝入りしたら、今後も“やったもん勝ち”の盗撮被害が広がる。徹底して取り締まるべき」という声もあり、今後の動向が注目される。
(文=ハイセーヤスダ)
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