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武田修宏、柱谷哲二も……

「ハリルじゃヤバい!」サッカー元日本代表選手たちが“異例”の監督批判 中国戦次第では解任の可能性も……

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「経歴は断トツ」「掘り出し物」と大手メディアにもてはやされていたサッカー日本代表のバビド・ハリルホジッチ監督のメッキが、早くもはがれ始めている。

 前回大会王者として参加したEAFF東アジアカップ2015だが、ハリルジャパンは、初戦で北朝鮮に1-2の逆転負け。しかも、アンラッキーな敗戦ではなく、完全な力負けだった。

 試合後、ハリルホジッチ監督は「日本のフットボールに関わる責任ある人たちは、何が起こったのかを見ないといけない。これが日本の現状だ」と逆ギレする始末。さらに、翌日の練習では、日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長の元へ歩み寄り、「日本人はフィジカルが強くない」と、元も子もない言い訳をしたというから驚きだ。

 続く韓国戦でも、前半から韓国に完全にゲームをコントロールされる。ブロックを作って殻に閉じこもり、ファウルを繰り返す日本は、まるで強豪国と試合をしているようだった。「後半はよくなった」という声もあるが、これは前半がひどかっただけ。主導権は韓国にあり、1-1で引き分けるのがやっとだった。ハリルホジッチ監督もそう感じていたようで、引き分けに胸をなで下ろした発言をしている。

 期待を裏切り続ける体たらくなハリルホジッチ監督に対し、元日本代表選手たちがブチ切れている。

 武田修宏氏は東スポの記事で「はっきり言って、日本サッカーに合っていないよ。推定年俸2億円ももらっている監督が、同じ失敗を繰り返すのはどうなのかな」と批判する。柱谷哲二氏は、より辛辣に「韓国戦後に、韓国が自分たちより(フィジカルが)上だと言ってるけど、日本代表をなめた発言だ」と発言。とあるサッカーライターは、「これは異常事態です」と指摘する。

「多くの元日本代表選手が、JFAと仕事をする機会が多いため、オフレコでは辛辣な批評を行っても、公の場では代表監督を批判することはなかった。にもかかわらず、このタイミングでこれだけ批判が出てきているということは、多くのサッカー関係者がハリルホジッチ監督の能力に対し、懐疑的になっているという証拠です」(同)

 北朝鮮戦後、大仁会長は、残り2試合の結果次第では、解任の可能性もあると示唆していた。次回、中国戦で敗れることになれば、ハリルホジッチ監督の首が飛ぶかもしれない。まさに、「絶対に負けられない戦いがそこにはある」になってしまった。
(文=TV Journal編集部)

最終更新:2015/08/07 14:00
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