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千原せいじが松雪泰子をボコボコに!? “凶悪DV夫”役がハマりすぎて「むごすぎる……」

 ただ、映画関係者の千原評は上々で「前にドラマ『塀の中の中学校』で刺青を入れたヤクザを堂々と演じたときも、大滝秀治、渡辺謙、オダギリジョーら一流の俳優と見事に並んで見せていましたし、今回もそれに劣らない迫真の演技。相方で弟の千原ジュニアは島田紳助の後釜路線で番組司会を増やしてますが、せいじさんは、本人さえ望めば本格的な俳優路線を進める」と映画ライターの是枝久美子氏。

「残念ながら今回の作品は夏の話題作『進撃の巨人』や『天空の蜂』に比べると宣伝費や公開規模も小さく、大ヒットとなる予感はしないんですよ。ストーリー的にも子どもや妻への虐待というシリアスなテーマは、夏休み中に家族で見やすいものとは言いがたい」(是枝氏)

 試写会では「いい作品だけど大コケする」と言いきった記者もいて、興行的な成績は期待薄だ。ただし、作品自体はアカデミー賞の前哨戦としても注目されるモントリオール世界映画祭に正式招待されることが決定しており、ここで受賞があれば千原の暴力シーンも世界的な注目を集めるものとなる。
(文=ジャーナリスト・片岡亮)

最終更新:2015/07/31 17:00
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