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日刊サイゾー トップ > 海外  > 冤罪男のツイてなさすぎる人生
ツイてなさすぎる!

冤罪で11年間投獄され、国から1,300万円の賠償金を得た男が5年で一文無しになったワケ

zhao3.jpg趙さんと妻

 「自分は商売に向いていないと、よくよくわかった。農家に戻る。投資した金が戻ってきたとしても、もう二度としない。本当に金がなくなったら、ホームレスになるしかないな」と話す趙さんには、実はさらなる困難が迫っている。それは妻との離婚。妻の言い分としては、これまで苦労があっても夫に尽くしてきたのに「一文なしになったのは、金遣いの荒い女房のせいだ!」と知らない人にまで言われることに疲れ切ったためだそうだ。

 言わずもがな、2000年あたりから10年間の中国はバブルを謳歌した時代であり、まさにその10年間を無実の罪により獄中で過ごした趙さんの心理的な焦りと、それによる無知が招いた結果であることは間違いない。

 ネットでは「苦労の多い人生、本当にかわいそう」という声が多いが、「賠償金をもらってそのまま農業をやっていたら、一生悠々自適に過ごせただろうに。強欲すぎるからだ」という声も少なくない。とはいえ、今の中国で、突然の大金が手に入っても投資などせず、農家に戻ったほうがバカにされるのではないだろうか。

 しかしながら、ここまで運の悪い人も珍しい。映画化などされて、さらに奇異な人生を送るのかもしれない!?

最終更新:2016/01/27 17:42
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