済州島の新名所!? 韓国版秘宝館「済州ラブランド」がカップルに大人気!
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若い世代にはあまり認知されていないかもしれないが、40代以上であれば「秘宝館」と聞くと昔懐かしく思う人が多いだろう。1969年に徳島県に造られた「男女神社秘宝館」を皮切りに、団体旅行全盛時代であった70年代後半から80年代にかけて盛んに造られた、“性のテーマパーク”である。全盛期には全国津々浦々の観光地や温泉街などに40カ所以上あったが、今ではその名前を聞くこともめっきり少なくなり、ほぼ廃館。数カ所が辛うじて営業している状況だ。しかし最近、韓国ではこの秘宝館が大人気なのだという。
秘宝館の始まりは、60年代にヨーロッパなどの売春地区やポルノショップの点在する地区に造られたセックスミュージアムだといわれ、世界的に歴史がある。
韓国で「秘宝館」は“性博物館”という包み隠さぬ名前で呼ばれており、今ここをデートで訪れる若者が多いのだという。韓国南部のリゾート地として栄える済州島の「JEJULOVELAND(済州ラブランド)」は、済州国際空港から車で10分ほどでの場所にある。
日本でおなじみの「熱海秘宝館」と比べると、営業時間の長さと入館料の安さが特徴的。「熱海秘宝館」が9:30~17:30で1,700円なのに対し、「済州ラブランド」は9:00~24:00までで9,000ウォン(約900円)と、サービス精神満点。それを証明するかのように、ネットユーザーたちの声に耳を傾けると、「済州島には夜間に見て回れるようなところが特にない」ことが足を運ぶ理由の一つだという。
「済州ラブランド」は2002年から2年間、ソウルの美術大学の彫刻科出身の新人、中堅作家をはじめ全国の有名作家によって、約140点の作品を制作、04年11月にオープンした。屋内はもとより、屋外の広大な庭園にも数々の作品が並ぶ。どちらかというと、箱根 彫刻の森美術館に近いイメージだ。敷地内に入り、“男性のシンボル形”の案内板に従って歩いていくと、数々のオブジェたちが迎えてくれる。さまざまな体位を楽しむ男女、交尾しながら笑顔でピースサインの犬、『犬神家』のスケキヨのように池に浮かぶ裸体の下半身など、めじろ押し。
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