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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 不倫サイトから芸能人の実名流出?

“不倫サイト”ハッキング被害で実名タレント続々!? みのもんた、市川海老蔵、石原さとみ……

「専門家によると、有料SNSというのは会員数が増えると反比例して料金を値下げ、普及をさらに拡大する傾向があるというのですが、アシュレイは無料会員登録できるサイトながら、実質的に利用するには最低でも5,000円程度は必要で、退会時に1,900円を請求される割高なシステム。実際に3,800万人も会員がいれば、会社の規模がもっと大きくなっていないとおかしいという見方があります。実際、元社員からは数千人規模で架空プロフィール作成をしていたという暴露もあるので、その数字はマユツバでは?」

 ただ、今回の流出に関しては倫理観からサイトの閉鎖を要求するハッキングチームによる犯行といわれ、「利用者も同罪」というニュアンスの犯行声明まであったため、個人情報流出自体はガチな話。

「これがもしクレジットカードの支払い記録から出てきた名簿の流出であれば、偽名という線は消える」と片岡氏。

「怖いのは、その個人情報から不倫者の名簿が出来上がることで、ゆすりなどに悪用される危険性もあります。信用第一の会社役員であれば、高額な買い取りをすることも考えられます」(同)

 過去、中国・上海のネットマフィアが、流出情報をもとに恐喝事件を起こした例もある。「アシュレイ・マディソン」は、そもそも世界各国から非難を受けて広告掲載を拒否される例が続出中。日本では創設イベント時に不倫タレントの矢口真里らを広告塔に起用しようという動きがあったが、さすがにこれに応じるタレントは皆無だった。

 ビジネスモデルとして長くは続かないという見方も多かったが「不倫文化を推奨する投資家が匿名支援している」というウワサもあり、しぶとく運営が続くようでもある。

 捜査当局によると、今回の流出には内部の人間が関わっている可能性があるということだが、いずれにせよ、うさん臭いサイトだ。タレントが、これに巻き込まれないことを祈りたいが……。
(文=白予情)

最終更新:2015/07/30 10:00
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