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群衆が逃げ遅れた中年女スリの服を剥ぎ、フルボッコ! “司法不信”の中国で犯罪者への「私刑」が横行中
2015/07/27 14:00
#中国 #東アジアニュース #私刑
しかし最近の中国ではこれまでにも、捕まったスリや泥棒を怒った群衆が取り囲み、暴行を加える事件が起こっている。
2012年12月、湖北省武漢市の衣服市場で、スリと疑われた中年男性が店員4人から暴行を受けた後に警備員に引き渡されたが、間もなく病院で死亡している。
また13年7月には雲南省の村で、捕まえたスリに村人が暴行を加え、死亡させるという事件が起こっている。この事件では19人が逮捕され、6人が暴行傷害致死の容疑で起訴されている。
そして昨年11月には安徽省淮南市のショッピングセンターで、50代の夫婦がスリに間違われ、数名の警備員に殴打されてケガを負うという事件も起こっている。
もはや警察は無用とばかりに、犯罪者に自分たちで制裁を加える人民たち。司法に処罰を任せたところで、大した罪にならないということもあるのだろうが、彼らの姿は、世の中に対する日頃の鬱憤を晴らしているようにも見える。
(文=佐久間賢三)
最終更新:2016/05/31 12:41