「野グソよりマシ!?」“公然排泄”相次ぐ中国で、子どもにゴミ箱で大便させた両親に擁護の声
2015/07/22 15:00
#中国 #東アジアニュース
無錫市の地下鉄車内で子どもに小便させる親
遼寧省大連市の大連友好広場駅で、異臭騒ぎが発生した。7月13日付「北国網」によると、改札口近くに置かれたゴミ箱から、吐き気を催すほどの悪臭が漂っており、通りがかる人々は鼻をつまみ、眉間にしわを寄せていたという。臭いの元は、人糞。夫婦と思われる男女が、子どもを抱きかかえてゴミ箱に排便させたのだ。目撃者の話によると「近くにいた駅員の静止を振り切って、子どもに用を足させていた」という。コトが終わると、親子はその場を離れた。
しかし、しばらくするとまた同じゴミ箱に舞い戻り、再び子どもの尻を抱えて排便させていたという。この目撃者は、「近くにトイレがあるのに、信じられない」と話したというが、ネット上では意外にも親子を擁護する声もある。中国版Twitter「微博」ではこの件に関し、「駅は利用者の割にトイレが少ないから仕方がない」「駅のトイレは不潔で、子どもに使わせたくない」といった寛大な書き込みのほか、「ゴミ箱にさせるだけ常識がある。数年前は、子どもに路上で排泄させる親が問題となったが、それよりはマシ」といった声もある。
大連市の駅で、子どもに大便させる親。確かに、野グソよりは文明的?
ちなみに6月には雲南省昆明市で、走行中の路線バス車内で男性乗客が排便。怒ったほかの乗客に対し、逆ギレするという事件も起きている。また7月に入っても、江蘇省無錫市の地下鉄車内で、男性が連れていた子どもに放尿させる一部始終の写真が、ネット上に拡散している。
確かに、これほど「公然排泄」騒動が日常茶飯事であれば、ゴミ箱への排便は、大したことないと感じても不思議ではない。この国には、日本製の温水洗浄便座を爆買いする前に、まずは排泄の仕方を学ぶべき人々がたくさんいるようだ……。
最終更新:2016/01/27 17:50
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