ゼスプリのエクストリーム絵本『ありえない日本昔話“桃?太郎”』がカルチャー層にじわじわきてる!
「価格の問題もあり、様々な世代の人が毎日食べるものでもないんですよ、果物が。『健康のために毎日果物を200g取りましょう』と政府でも呼びかけてはいるものの、特に30代40代の方々は果物の摂取量が少なくなってしまう。忙しい毎日の中で家族の面倒を見ながら自分も仕事をしながらという方が『もう一品フルーツを』というところまでなかなか手が伸びない。特別な家族の団らん時間として『果物を食べる』ことも大切ですが、それ以上に『きちんと生の果物を食べることによって食生活から健康を管理していく』という観点からもっとアプローチしていきたいなという思いがあります。30代40代の小さいお子さんがいるお母さんにキウイのことを知ってもらうためにはどうしたらいいのか。普段身近にあるデバイスで、興味をそそるようなコンテンツを通して親子で楽しみながらキウイフルーツの健康価値を伝達できるといいよね、と。スマホありき、ゲームありきのお勉強コンテンツ、だけど楽しい。そこで日本人にはなじみ深い昔話をピックアップすることにしました」
しかし以前のゼスプリさんのイメージからすると今回だいぶぶっ飛んだ感じが……。こちらのエクストリーム絵本、社内での評判は?
「社員からは『すごい面白い!』と言ってもらえてホッとしてます。弊社は一応ニュージーランドの会社ですので、もう少し洒落た海外感を出したいな……という思いはあったんですよ。ここは一つ一度振り切って洒落たことをやってみようと。それでこういうカタチに(笑)。
ゼスプリという会社の企業哲学は“自然がたくさんのところでゆったりと仕事をし人生を満喫する”というところにあるんです。だから、楽しさや遊び心、海外らしいオーセンティックさを色々なアクティビティに入れていってもいいのかなって。このエクストリーム絵本はその出発点になるだろうと思っています。
あぁなんだかとってもキウイが食べたくなってきた……。最後にゼスプリさんオススメのキウイの食べ方を教えてもらった。
「やっぱりハーフカットですね~。わが社では常にキウイがストックされてて、社員たちはみんなお昼を食べ終わったらカフェテリアでハーフカットのキウイ食べますよ。ちなみに私はイラっとしたときに食べます、キウイ。チョコレート食べるみたいな感覚でしょうか。不思議とスッキリしてまた仕事をがんばれるんですよ」
その栄養面や健康効果から「スーパーフルーツ」と称されるキウイ。猪俣さんをして「いいところがいっぱいあり過ぎるがために、どこで何を訴えるかという整理が若干十分にできていなかった」と言わしめるキウイの魅力、まさに底なし。今日も誰かのスマホでパソコンで、キウイ太郎が家来を従えてキウイの健康価値を楽しく伝えていることだろう。ぜひぜひあなたも全パターン制覇してみては?
(文=西澤千央)
●ありえない日本昔話【桃?太郎】
http://www.kiwitarou.com/
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