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日刊サイゾー トップ > 海外  > 改正児ポ法、日本はまだマシ?

「改正児童ポルノ法」本格施行も、日本はまだマシ!? 韓国愛好家が悲痛な訴え「こちとら二次元も一切NGニダ!」

 一方の韓国は、実在する児童はもちろん、アニメやマンガ、フィギュアなどの創作物の児童、いわば“仮想の児童”が登場するわいせつ物も、「該当するわいせつ物」に含まれる。韓国憲法裁判所は去る6月25日、「仮想の児童、青少年を利用したわいせつ物も性的行為の表現水準によって法定刑を細分化することなく同一として規律」と念を押し、その判断理由を明かしている。

「(仮想の児童であっても)児童や青少年に対する非正常な性的衝動を起こし、児童や青少年を相手にした性犯罪につながりかねないということで、その罪質の程度にはほとんど差がない」

 さらに韓国では、たとえ設定上は成人であっても、未成年に見えるように演技をしたり、制服を着たりした人物が登場して性的行為を行うようなコンテンツも、児ポ法の処罰対象になるという。つまり、厳密にいえば、成人俳優が未成年の格好で性的行為を行う映像を所持しているだけでも、取り締まりの対象になるということ。現在、韓国では児ポ法の該当範囲が厳しすぎるため、「表現の自由を侵害している」という論争が勃発しているありさまだ。

 マンガやアニメ、コスプレといった“仮想の児童”が登場するわいせつ物ですら、該当範囲に含めている韓国の児ポ法。韓国のマニアたちは、自国の現状を嘆き、せめて日本はそうならないようにと願っているに違いない。

最終更新:2016/01/27 13:41
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