傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」
田園にたたずむ、スーパーリアル建築「進撃の公民館」
2015/07/18 14:00
#韓国 #東アジアニュース #韓国珍スポ探訪記
iPhoneで大きさを比較。うん、わからない。
甕を作って売っていた昔の村民の姿をイメージしている。
横から見ると足先が地面に消えており、SFっぽい。ターミネーターの登場シーンであれば、地面がドーム型にえぐれているところだ。
おじさんの後ろにあった甕が、2階への入り口となっていた。ただし関係者以外立ち入り禁止とあり、見学は断念。
全体的にリアルだが、小さい甕を積んだ部分(階段)が強引ではある。
ネットでは「進撃の公民館(韓国語で直訳するところの村会館)」として名が広まったが、正確には公民館ではなく、地域の広報のために作られた公共施設であることが後に判明している。「進撃の農夫」「進撃の文化センター」という名もよく使われているが、いずれにせよ進撃していることには変わらない。
帰りのバスが20分後の出発で、これを逃したら次のバスを2時間以上待たねばならず、写真だけ撮って急いでバス停へと戻ることに。しかし、その短い時間にも3組ほどの韓国人が自家用車で訪れており(皆おじさんの股間にはさまれる位置で集合写真を撮っていた)、知名度のほどを実感。広報のためという目的は十分に果たしているようだ。
韓国の珍スポを巡りながら、つくづく韓国は「ゆるキャラ」ではなく「マジキャラ」の国だと思っている。全力で造られた本気のキャラクターのみが醸し出す、一分の隙もない直球の脱力感を味わいに、皆もお隣の国へ軽やかに出かけよう。
●武陵桃院圏域活性化センター
住所 江原郡高城郡土城面城垈路438(桃院里561)
(文・写真=清水2000)
最終更新:2016/01/27 13:42
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