「手術室が映画のセットに見えた」末期がん克服した『ミラーマン』石田信之、不屈の役者魂
2015/07/13 17:00
#特撮
「もちろん宣告された時はショックでしたよ。死も覚悟しました。手術も11カ月で4回もしましたし。ただもう、今となっては手術室も映画のセットみたいに見えてしまって、根っから役者なのを再認識させられましたね(苦笑)。病床では、芝居の脚本を書いたり、芝居に関することでやれることはいくらでもありました」
そして今年の8月には、特攻隊をテーマにした舞台を上演する。
「私は脚本と演出で、主演には中西悠綺、製作総指揮にはマンガ原作者の倉科遼先生に就いて頂きました。終戦70年の8月に、これを観ていろいろ考えていただけたらと思います」
現在も治療中で、予断を許さない状態の石田さん。
「まだまだやりたい事だらけなんです。世の中にも、自分の体内にもはびこる“インベーダー”には負けていられません」
『遠き夏の日』
日時:2015年8月27~30日
場所:ザムザ阿佐ヶ谷
問い合わせ:東京シネマアカデミー 03-6277-3508
チケット:http://confetti-web.com
最終更新:2015/07/13 17:00
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