日テレが『デスノート』放送後に出演者の“火消し”コメントをばらまき……異例のバッシング対策に物議
#ドラマ #日本テレビ #デスノート #窪田正孝
原作漫画からかけ離れた設定が物議を醸している連続ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)が、初回放送後にキャストのコメントを発表する異例の動きを見せた。
初回放送の翌6日、日本テレビは、主人公・夜神月役の窪田正孝と、L役の山崎賢人のコメントを各マスコミに向け送付。そこで窪田は、「漫画からアニメ、映画へと受け継がれ世界中で愛されてきた『デスノート』。漫画からのファンのひとりとして、改めて原作の底知れぬ魅力、力強さを感じています。『デスノート』が大好きなたくさんの方の印象や感想、イメージもあるかと思います。それでも、愛される『デスノート』を目標に、スタッフキャスト一丸となってみんなで想いを込めて作り上げています。あたたかい心で第2話も、そして最終回まで見ていただけたら嬉しいです」と、原作との相違点を理解してもらえるよう訴え、一方、山崎も「正直、放送まで不安もありましたが、みなさまのおかげでいいスタートが切れたと思います。新しいLを演じる上でまだまだ試行錯誤中ですが、ラストまで突っ走りたいと思います。これからどんな『デスノート』が出来上がっていくのか僕自身も楽しみです。今後も新しい『デスノート』がみなさんに愛される作品になれば嬉しいです」とコメントした。
これに、一部ネット上では、「キャストに謙虚なコメント出させるやり方は卑怯」「出演者は言われたことをやってるだけなんだから、キャストに理解を促させるのはお門違い」と反発も。また、窪田は原作ファンとして知られているため、彼のファンからは「窪田くんに、こんなコメント出させないで」「原作好きな窪田くんが、この主人公を演じるのはつらいだろうなあ」といった声も見受けられる。
同ドラマといえば、主人公のキャラが原作の“天才高校生~大学生”から、“アイドルオタクの平凡な大学生”に変更されているほか、Lの「お菓子を過剰に食べる」等のお茶目な部分が排除されるなど、オリジナル要素が目立つ。そのため、放送前から「『デスノート』をタイトルに掲げるな」といった批判が相次いでいる。
「高視聴率を記録した連ドラが、キャストの喜びの声を発表することはありますが、ドラマの内容について視聴者に理解を促すようなコメントをマスコミにばらまくというのは聞いたことがない。日テレは、『地獄先生ぬ~べ~』の二の舞いを避けるためにも、『デスノート』はバッシング対策に力を入れているのでしょう。」(テレビ誌記者)
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