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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > テレビで“無修正”出産シーンも…

『イッテQ!』森三中・大島美幸の出産シーンにネット騒然! 過去には“無修正”放送の例も……

 同番組はこの企画で「日本民間放送連盟賞・テレビ娯楽番組最優秀賞」を受賞し、後に書籍化、ビデオソフト化されている。また、このビデオは教材として九州地方の数多くの中学校・高校の保健体育の授業で上映されたという。

 当時は現在のようなインターネットコミュニティもなかったことから、個々の視聴者がどのような感情を抱いたかを逐一把握することはできない。だが、彼女が出産シーン放送から20年以上たった現在でも、九州ローカルタレントとして絶大な支持を受け続けていることだけは間違いない。

 今回の放送が大きな議論を呼んだのは、大島と夫・鈴木おさむの独特なキャラクターによるところも大きいだろう。今後、鈴木はテレビ番組の放送作家活動を休業し、“父勉”と称して父親になる勉強をしながら育児に勤しみ、大島の職場復帰を手助けしていくことになるという。鈴木がこの育児過程を随時ブログで発信し、そのたびに反発を招くことは想像に難くない。

 だが本来、妊娠・出産・育児は個人的な体験であると同時に、社会を構成する上で絶対不可欠な行為である。少子高齢化を迎え、また誰もが個人的な意見を容易に発信できるようになった現代ならではの、それぞれの立場での冷静な受け止め方を考えていく必要がありそうだ。

最終更新:2015/07/08 13:00
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