トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 海外  > 『アベンジャーズ』人気に便乗?

なりきりメイク術からロケ地めぐりまで……『アベンジャーズ』大ヒットの韓国で、便乗ビジネスも大盛り上がり!

narikiri0703.jpgPONYのブラック・ウィドウメイク(ビフォー&アフター)

 7月4日から日本でも全国ロードショーとなるハリウッドの超大作映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。お隣・韓国では日本よりも一足早い4月下旬に公開され、観客動員1,000万人超の大ヒット。映画振興委員会の発表によると、興行収入としても885億8,664万1,366ウォン(約97億円)を突破し、2015年度上半期最大のヒットとなった。


 シリーズ第2弾となる今回は、麻浦(マポ)大橋、江南(カンナム)大路などソウル市内の数カ所でも撮影が行われており、市内を走る地下鉄2号線での戦闘シーンもあるということもあって、韓国では撮影時から関心が高かった。4月の公開時にはアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.、キャプテン・アメリカ役のクリス・エバンス、ハルク役のマーク・ラファロら主演俳優たちも来韓。積極的にPRしたことも大ヒットにつながっているようだが、この『アベンジャーズ』人気は意外なところまで波及している。

 スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウに変身できるメイクアップ術動画がネットで拡散しているのだ。実践してみせたのは、韓国の“ビューティーアーティスト”として知られるPONYことパク・ヘミン。その変身テクニックを記した著書が多く、台湾、中国、日本でもメイクアップ本を発表しているカリスマだ。彼女は自身がMCを務めるYouTube番組『PONYのビューティーダイアリー』でブラック・ウィドウ風のメイクで大変身。動画を見たネット民からは、「本当にソックリ」「私もやってみたい!」とのコメントが殺到し、ネットニュースにもなったほどである。

 面白いのは、そうした人気に便乗して、ほかのビューティー番組でもブラック・ウィドウ風メイク術を実践した動画をアップ。ただ、こちらはモデルが一般の素人だったためか、さほど話題にもならず、再生回数も伸びなかった。

 ちなみにソウル市は映画のロケ地となった場所に、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクやブラック・ウィドウの写真パネルを設置して“アベンジャーズ観光コース”なるものを企画しようと、映画の著作権を持つウォルト・ディズニー社と協議しているらしい。ただ、一部では「観光客が訪れたくなるほど、ソウルが映画の中で重要な位置を占めているわけではない」「アベンジャーズがソウルに観光特需をもたらすと期待するのは、大きな勘違いだ」との意見も出ている。

 メイクや観光コースなどの便乗ビジネスまで生まれたアベンジャーズ人気。さて、日本ではどうだろうか?

[動画]
PONYのブラック・ウィドウメイク
<http://www.youtube.com/watch?t=107&v=O_YogzEw8oI>

[動画]素人のブラック・ウィドウメイク
<https://www.youtube.com/watch?v=ySt8LnmUBcA>

最終更新:2016/01/27 13:52
ページ上部へ戻る

配給映画