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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国「おバカCM」が大人気!

宣伝効果バツグン!? 韓国広告界で“おバカ”CMが大ブーム!

 「世界のCMフェスティバル」をご存じだろうか? フランスで生まれ、世界50カ国のCMをオールナイトで上映する世界的イベントで、いまや5大陸26カ国で毎年開催されているが、そんな世界的な流れを後追いするように、韓国企業もユーモラスなCM作りに躍起となっている。

 韓国企業のCMは今、YouTubeやインスタグラム、ブログなど動画サイトやSNSを駆使した戦略が主流。中でも、食品会社のそれが功を奏しているという。

農心の「ビヌニム」CM

 まず紹介したいのは、「辛ラーメン」でおなじみの韓国最大手インスタント・スナック食品会社・農心のCMだ。最近「ビビン麺」シリーズの新商品として“プルコギ味”“ピザ味”を発表。人気歌手に「ビヌニム」(ビビン麺の神様)というキャラを演じさせ、家庭内で安価で手軽に食べられるプルコギ、ピザとして、そのクオリティの高さを“神からの助言”とうたい、消費者へ発信。動画はYouTube公開後4日で再生数70万回を突破し、現在は200万回を超えた。

「ヤンバンキム」CM

 ユニークさを超えて“おバカ”なCMとしては、韓国海苔の「ヤンバンキム」に注目。とある人気バラエティ番組に出演するコメディアンが自身の人気企画をそのままパロディ化したものなのだが、CMタイトルは「ヤンバンキムは簡単に作れません」。コメディアンが海苔の着ぐるみを着させられ、製造工程を体で表現するストーリーとなっており、特筆すべきは、製作の裏側までをドキュメンタリー風にCMに組み込んでいる点。放送禁止用語でマネジャーに激怒したり、下半身をつかんでケンカしたり、「俺は何やってんだ?」と悩んだりと、そんな映像が2分以上にわたって展開される。この動画も100万回以上の再生回数を誇り、既存の商品認知度を一層高めることとなっている。CMを見る限り、その海苔を食べたいとは思わなかったが……。

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