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日刊サイゾー トップ > カルチャー > 本・マンガ  > 蛭子能収の最強の生き方を学ぶ

「人はそれぞれ自由に生きればいい」蛭子能収の最強の生き方を学ぶ

 とはいえ、やっぱりクズかも……というエピソードもちゃんとある。

「事務所には美人マネージャーとワンランク下のマネージャーがいたんです。美人には「どうせオレなんか」と思い、美人じゃないほうのマネージャーに結婚しようと付きまとったことも。でも、すぐに彼女も辞めちゃったんです。このときに「ブスに限って、いい男を求めている」と気づけたのですが、それも彼女を作ろうと行動したからこそ」(交際経験のない49歳女性への回答)

 付きまとわれて仕事も続けられなくなった女性マネージャーをブス呼ばわりした挙げ句、教訓を得るという身勝手さ……! ドイヒー!

 しかし、本人はいいことを言っているとか、ひどいこと言っているとか考えずに、ただ自由に楽しく生きているだけ。そんな蛭子さんに、誰が文句を言えましょうか。蛭子さんのように生きられたら、どんなにいいことだろう。そんな蛭子さんの生き方を学べる本書は、今よりちょっとだけかもしれないけれど、人生をラクにしてくれるはずだ。
(文=ナカダヨーコ)

最終更新:2015/07/05 16:00
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