
感染経験者が語る、ぎょう虫検査ラストイヤーへの警告「放っておいたら、どんどん増殖して……」
2015/07/01 21:00
これがぎょう虫とのファーストコンタクトだった。「最初は糸くずだと思い、捨てていたが、毎夜毎夜糸くずが取れる。学校の理科の授業で使った拡大スコープで見てみると、頭部としっぽがある虫だとわかった。恐ろしいことに、ぎょう虫はひっ捕まえて観察している最中に産卵が始まる。にょろにょろと粒上の卵を何百個も数珠状に産んでから息絶える。気持ち悪いが生命の神秘っぽく感時、毎日観察していた」と、想像するだけでもゾッとする行動を続けていたという。
そのうち、男性は大学に合格した。尻のムズムズ感は続いたため、近所の大学病院の内科を受診した。だが、男性は「医者からは『ぎょう虫なんて近年診たことがない。実家はぼっとん便所かね?』と気持ち悪がられるだけで、治療をしてもらえなかった」という。この間、男性の体内ではぎょう虫がどんどん増殖したらしく、「最後はウンコの中にも混じるようになっていた。ウンコを出しても出しても白いぎょう虫が混ざっていたので、どんだけの数が直腸にいたのか……」と、エラいことになってきた。そこで母親に相談したところ、心配した母親が知人の薬剤師から虫下しを入手し、それを服用してようやくぎょう虫が消え去ったという。
「こうして長期間ぎょう虫の寄生体験をしただけに、娘の検査が来年からなくなるのは納得できないですね。ぎょう虫をナメてはいけない」。男性は声高に訴えた。
最終更新:2015/07/02 11:49
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