“ドラマのTBS”は死んだか……? 惨敗続きの連ドラ枠が半年で「5枠→3枠」に!!
#ドラマ #TBS
ドラマの視聴率不振にあえぐTBSが、1971年から44年続く木曜21時台のドラマ枠を、今年9月で廃止。以降、バラエティ番組枠に切り替えることがわかった。同ドラマ枠は、7月9日スタートの蓮佛美沙子主演『37.5℃の涙』が最後となる。
過去には、高嶋政伸主演『HOTEL』、武田鉄矢主演『3年B組金八先生』、『橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり』といった人気シリーズが高視聴率を叩き出していた同枠。だが、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズが完結した2011年以降は、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔主演『ビギナーズ!』や、同・玉森裕太主演『ぴんとこな』、関ジャニ∞・大倉忠義主演『Dr.DMAT』など、ジャニーズの若手が主演を務める作品が軒並み大コケ。さらに、川口春奈主演『夫のカノジョ』が歴史的低視聴率を記録したほか、今月18日に最終回を迎えた元AKB48・大島優子主演『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』も、全話平均6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかった。
TBSといえば、3月に1956年4月から続く月曜夜8時台のドラマ枠を廃止したばかり。前年度まで5枠あった同局プライム帯の連ドラ枠は、半年で3枠にまで縮小することとなった。
「今クールもTBSは、佐藤健主演『天皇の料理番』を除き、全作が全話平均1ケタ。また、昨年は特に数字に恵まれず、4月期、7月期と立て続けに“全ドラマ1ケタ”という残念な結果に。ゴールデン帯の視聴率不振といえば、年々右肩下がりのフジテレビばかりが取り沙汰されるが、年度視聴率を比較すると、TBSはフジテレビをも下回っており、“振り返ればテレビ東京”という状況。現状打破のためにも、まずは制作費がバカにならない連ドラ枠を一気に廃止したようです」(テレビ誌記者)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事