ドラマオファー殺到中! 落語家・立川談春をメディア進出させた“師匠・談志の死”
2015/06/22 10:00
#落語 #立川談志
『赤めだか』扶桑社
「今、ドラマ業界で一番オファーが殺到しているのは、木村拓哉さんでも堺雅人さんでもないんです。意外かもしれませんが、落語家の立川談春さんです」(芸能事務所関係者)
昨年4月に放送された『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)に出演していた立川談春。
「立川さんはこの作品がドラマ2作目と、めったにドラマに出ません。この『ルーズヴェルト・ゲーム』では主人公のライバル役を演じ、かなり好評だったので、そのあとも各局から相当のオファーがあったそうですよ」(テレビ局関係者)
2011年に師匠の立川談志が亡くなってから一転、さまざまなメディアへの登場機会を増やした談春。
「一番の理由としては、談志師匠が亡くなったことで、落語界から大きな広告塔が失われたと感じたようです。弟子である談春さんは、談志さんの遺志を継承し、広く一般に落語を認知させるために、できる限りメディアに出ることを決めたそうです」(落語関係者)
それ以降、ドラマをはじめバラエティ番組でMCをするなど、本業以外の活動を活発に行ってきた。
「ただ、ドラマのオファーもかなり来てるのですが『落語家の自分を大事にしたい。ドラマに出続けると、落語の世界とブレが生じてしまう』と断っているようです。でも、『よほど面白い作品なら出たい』とも言っているので、どの局が彼を口説き落とすかが注目されていますね。名前の割にギャラも1話30~50万円程度なので、局としても費用対効果が高いんです」(テレビ局関係者)
次に談春をドラマで見るのは、果たしてどの局か――。
最終更新:2015/06/22 11:47
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