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被害者の虚偽の可能性も……フィリピン「女性集団強姦事件」に国民の嫌韓感情が爆発寸前!

3424832279_af81781f8d_z.jpgフィリピン・マニラ Photo By Bar Fabella from Flickr.

 フィリピンで、ある事件が波紋を広げている。

 22歳のフィリピン人女性が、8人の韓国人男性に集団強姦されたとして、警察およびメディア、SNSに訴え出たのである。事件が起きたのは6月15日。現場となったのは、フィリピンのルソン島パンパンガ州アンへレスという都市だ。

 女性の証言によると、出会い系サイトで知り合った韓国人男性と飲む約束を取り交わし落ち合ったところ、場所を移ることを迫られたという。女性は、しぶしぶ男性についていくことに。すると、そこにはこの男性のほかに7人の男性がおり、目隠しをされた上でソジュ(韓国のお酒)を強要され、最終的に強姦されてしまったそうだ。また女性は、「抵抗したところ、タバコを押しつけられた」とも証言している。女性の証言から事件のあらましを知ったフィリピン大手メディアは、怒り心頭。事件の顛末を連日報道し、糾弾の声を高めている。

 一方で、フィリピンの韓国大使館と韓人協会(フィリピン在住の韓国人たちの協会)は、同事件における女性の証言が信ぴょう性に欠けるとし、独自に調査を開始。近年、フィリピンでは韓国人がさまざまな犯罪に巻き込まれるケースが多発しているという事情があるため、事実関係を明らかにすると息巻いている。

 韓国大使館と韓人協会側は、事件があったとされる当日の夜、被害者女性がほかの女性1人、容疑者とは別の男性2名と酒を飲んでいる映像を入手し、警察に提出した。加えて、事件の真相解明を要請するとともに、証言が虚偽だった場合には女性に対する処罰を要求し、事件を報じたメディアにも訂正報道を促す用意をするとしている。

「女性の話には、そのほかにも虚偽だと疑わしい部分がある。例えば、被害女性と男性が会ったとするホテルのCCTVには、女性が証言している韓国人男性8人の姿は映っていなかったんです」(フィリピン韓人協会関係者)

 韓国人による集団強姦事件だったのか、はたまた韓国人を相手にした狂言詐欺なのか? 今後、フィリピン国内の関心とともに事件の調査が進められる予定である。

 今回の事件の推移は、韓国社会でも注目を集めている。というのも、韓国人旅行客や定住者が多いフィリピンにおいて、嫌韓感情が高まるのを懸念しているからだ。実際、今回の事件を最初に報じたフィリピン大手メディアGMAのウェブサイト上の記事は、すでに8万回以上もシェアされている。どうやら、韓国社会の懸念は的中し始めているようだ。

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