前科7犯、借金50億、7,000人の女の脚の付け根を見たAV界の帝王! 村西とおるがエロスを語り尽くす!!
4日、AV監督・村西とおる主催のトークライブ「村西とおるのナイスな夜 ~エロスとは何でしょう~」が新宿ロフトプラスワンで行われた。
前科7犯、借金50億、7000人の女の脚の付け根を見た、AV界の帝王と言われる村西監督が“エロス”について語るとあって、会場は150人を超える村西ファンの熱気であふれた。
また、ゲストには荒井美恵子、玉袋筋太郎、中村うさぎ、宮台真司、という豪華な顔ぶれが出そろい、TVや雑誌では見聞きすることのできない、このイベントならではの貴重な話が飛び出した。
今回は、そのイベントの模様と、村西監督ご本人の貴重なコメントをお届けする。
■野外セックスにおけるエロスについて
まずは舞台上にトレードマークのブリーフ姿で村西監督が登場し、元ギリギリガールズの荒井美恵子とお笑い芸人・玉袋筋太郎を招く。
そして、村西監督はこう切り出す。
「お二方、変わった所でおセックスをしたことはありますか?」
この質問に荒井は「車の中で……話すのは、結構、恥ずかしいですね」と告白。
次いで、玉袋はカーセックスのエピソードを披露した。
「車の中といえば、僕、窓に濃紺のスモークのついた中古のセンチュリーに乗っていたんです。その車に女性を連れ込んで、新宿のタイムパーキングでイタしていたんですよ。すると、そこは街宣車を止める駐車場だったらしくふと外を見ると、周りをすべてイカつい車に囲まれていました。ドキドキしながらコトを済ませて、外に出ると街宣車の兄ちゃんが『お前、いい車乗ってるな』と話し掛けてくるんです。心臓はバクバクですよね。ロフトプラスワンからすぐそこの所です。貴重な体験でした」
さらに自らの体験談として、村西監督は、駅弁体位(立った姿勢の性交体位)の有効活用を説く。
「ホテルの部屋で駅弁をただイタしているだけでは、それほど興奮しないですね。女性を抱き抱えたまま、ラブホテルのロビー、廊下を疾走する。皆さんも1回やってみてください。女性はすごく燃えますよ」
過去に村西監督は、撮影のため、横浜ベイブリッジを駅弁体位で横断したことがあるという。だが、神奈川県警の本部長直々に呼び出され、そのAV作品はあえなく途中で販売中止となってしまったそうだ。
■興奮するシチュエーションと、性交後に女性に掛ける言葉は!?
ゲストトーク後半では、作家・中村うさぎ、社会学者・宮台真司が登場。うさぎは、イギリスの小説『チャタレイ夫人の恋人』を思わせる下賎な男との性的妄想を繰り広げる。
「私の考えるエロスは、差別というシチュエーション。私がお城のお姫さまで、相手はイケメンだけど、庭でバラの苗を植えているような下人。その男がエロい目で私のことを見てきて、最後はバラ園の中でヤラれちゃうみたいな(笑)」
一方、宮台は最近、流行しているNTR(恋人や妻を寝取る男、もしくはそういった「寝取られ展開」の略語)を数十年前から実践していたと語り、その時に使用していたという最高の口説き文句を披露した。その言葉は「君とベッドにいるなんて夢みたい。夢の中で不倫をして、罪になる?」だそうだ。
村西監督は、宮台のその言葉を絶賛し、自身が女性に対し、日常的に使う魔法の言葉を伝授する。
「コトをイタした後にじっと女性の目を見て、『ありがとう。スゴく良かったよ。ありがとう、ありがとう』と言います。すると相手の女性が私とセックスしたことを『失敗したなー、この男の男根は浅いし、届かないし』と思っていても、『ありがとう』の言葉ですべてがうまくいくんです。私は今でも女房に言います。『ありがとう』が言える男にならないといけません」
最後は、中国人のセクシー歌手・夕飯ちゃんによるテレサ・テンの名曲『つぐない』の生歌披露や、会場のお客さんへのプレゼントもあり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じたのだった。
■村西監督の生コメント&佐川一政のオカルト話も!?
イベント終演後、村西監督に直接お話を伺った。
――今回のイベント開催のきっかけ、意図について教えてください。
村西:以前、「withnews」というニュースサイトで、エロスに関するインタビューを受けたんですね。すると100万件ほどのアクセスがあったんです。その時に、エロスというのは、それほど皆さんに興味を持ってもらえる分野なんだと再認識しました。そこで、AVという面ではなく、言葉でエロスを探っていく場を作りたいと考え、今回のイベント開催に至りました。
――3時間の長丁場でしたが、途中で帰られるお客さんはいませんでしたね。
村西:そうですね。お客さまはまるで宝くじの発表会に参加しているような目で見てくださって、ステージに上がっている立場としては非常に光栄でしたね。
――最後にトカナ恒例の質問となっている、監督の身の回りで起きた超常現象について教えてください。
村西:「パリ人肉事件」の佐川くん(佐川一政)の撮影をしているときでした。佐川君が女性にインサートしようとしたその瞬間。彼のペニスの根っこの部分がピンポン球みたいに腫れあがって、インサートできなくなっちゃった。私は、食べられちゃったオランダ人女性の霊が降臨してきたのかとびっくりしました。撮影を中止して、すぐさま撤収。慌ててその宿から逃げ帰ってきました。私にとって忘れることのできない思い出です。
さすが監督、オカルト話もナイスですね!
AV界の重鎮・村西監督が多彩なゲストと共にエロスについて語る、同イベントの第2回が8月上旬に開催予定。生涯現役を貫く村西監督の無尽蔵な精力に触れたい方は、ぜひご参戦を!
(取材・写真=松本祐貴)
■村西とおる(むらにし とおる)
1948年福島県いわき市生まれ。高校卒業後上京し、英会話セット・百科事典のセールスマンなどを経て、裏本販売業で全国のネットワークを築き「裏本の帝王」と呼ばれる。しかし、摘発によってわいせつ物頒布容疑で逮捕。その後AV監督に転身し、ヒット作を連発するも、衛星放送事業への過大投資で、50億の借金を背負い倒産。現在も借金を返しつつ、生涯AV監督を貫く。
■松本祐貴(まつもと ゆうき)
1977年大阪府生まれ。フリー編集者&ライター。雑誌記者、出版社勤務を経て、雑誌、ムックなどに寄稿する。テーマは旅、サブカル、趣味系が多い。
ブログ〜世界一周〜旅の柄:http://tabinogara.blogspot.jp/
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事