トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国カンニング対策にドローン投入

中国センター試験にドローン投入!? 最新カンニンググッズとのいたちごっこに四苦八苦

■最新カンニンググッズ

 かつて日本でも、カンニングをテーマにした映画がブームとなったことがある。中国では、小型電子化された最新のカンニンググッズがインターネットで販売されている。人気カンニンググッズ1位は、イヤホン型グッズ。外部からの音声電波を受信するためのものだ。数年前からこのイヤホン型が普及したが、バレないように小型化していった結果、耳の奥に入ったまま取り出せなくなった人も続出。中には、化膿して耳を切開した学生もいたというから要注意だ。

center0612-3.jpgこんな小さなイヤホンを耳に入れてカンニングするのだ

 続いて2位は、消しゴム型グッズ。外部からの電波をキャッチし、包装紙の下の液晶に、正解が表示されるという。3位はスマートウォッチ型の腕時計だ。こちらも外部からの電波をキャッチし、時計の液晶に正解が表示される。価格は200~600元(4,000~1万2,000円)と、お手頃だ。

center0612-4.jpg消しゴム型はバレにくいと評判のようだが……

 中国では、上記のカンニンググッズがネット販売を中心に飛ぶように売れている。また、カンニング防止のための電波遮断機器や、金属探知機なども実際に試験会場で使用されることが多くなってきた。一方、今年はすべての試験会場で「Apple Watch」が持ち込み不可になったという。

 ドローンの監視やスマートウォッチの装着禁止でますますカンニングをめぐる状況が厳しくなる中、来年には新しいグッズが誕生するかもしれない!?
(文=青山大樹)

最終更新:2015/06/12 20:12
12
ページ上部へ戻る

配給映画