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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > りそな“バカッター”なぜスルー?

ジャニーズの個人情報を漏らした、りそな銀行“バカッター騒動”が、大手メディアで報じられないワケ

ookuratadayoshi0612.jpg大倉忠義

 りそな銀行中目黒支店の関係者が、Twitterに関ジャニ∞・大倉忠義や俳優・西島秀俊の個人情報をツイートした騒動は、なぜかほとんどのメディアがダンマリを決め込んでいる。

 これは同店で業務を行っていた女性の子どもが「関ジャニ∞大倉忠義さん りそな銀行中目黒支店ご来店」と投稿したことに端を発する。

 大倉は「カードの損失」で来店したそうで、「母が帰ってきたら大倉くん情報たくさん頂こう」「住所はざっくりとはさっき電話で教えてもらったし」と、あけすけにつづった。


 さらにフォロワーとの会話の中で、母親が西島の「免許証の顔写真」をコピーしたという不正行為を告白。5月上旬にSMAP・中居正広がマネジャーとともに遺産相続のため同店を訪れたことも暴露した。

 これが大問題となり、6月8日夜にりそな銀行はタレント名を伏せながらも、情報漏洩を認め謝罪。守秘義務に関して「全社員から誓約書の提出を受けている」と説明した上で、再発防止に取り組むとした。

 だが、このニュースを伝えたのは一部のネットメディアと夕刊紙のみ。テレビ局のほとんどが黙殺する体たらくだ。

 その理由についてキー局担当記者は「“漏れた”年金問題など、個人情報絡みの不祥事はホットトピックのひとつ。社会部は『やるべきだ』と訴えたそうだが、被害者にジャニーズタレントが含まれていること、金銭的な被害がないことを理由に完全スルーとなったそうだ」と話す。それだけではない。

「アンチジャニーズの紙媒体も、今回の騒動にはなぜか及び腰。りそなは大半の出版社の主要取引先ですからね。りそなの幹部が事前に“根回し”したという話もあり、各社は今後の関係性を重視したのでしょう」(週刊誌デスク)

 行員による個人情報流出は許されることではないが、それを伝えない大手メディアもいかがなものか……。

最終更新:2015/06/15 12:00
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