不調のフジテレビ『水曜歌謡祭』が「改悪」、同局の“番宣番組”化で3.8%ワースト更新
#フジテレビ #森高千里
森高千里とアンジャッシュ・渡部建が司会を務めるフジテレビ系の生放送音楽番組『水曜歌謡祭』(毎週水曜19時57分~)が、3日の放送分で平均視聴率3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の4.1%から、またもや自己ワーストを更新した。
「日本音楽史に残る名曲を、素晴らしい歌声でお届けするエンタテインメント番組」として、4月にスタートした同番組。開始当初は、大勢の出演者が他人のヒット曲をカバーし、メドレー形式で披露する構成であったが、徐々に持ち歌をじっくり聞かせる方向へ移行。冒頭から藤井フミヤが自身のヒット曲「TRUE LOVE」を披露したほか、AKB48が「恋するフォーチュンクッキー」や「僕たちは戦わない」をパフォーマンスするなど、番組で歌われた10曲のうち、本人が参加しなかったのは、氣志團の綾小路翔らが昭和歌謡曲をカバーした3曲のみだった。
また、終盤は6日に同局で放送される『AKB48第7回選抜総選挙』の番宣に終始。過去の総選挙を映像で振り返ったほか、AKB48の高橋みなみが「1位を目指したい」と語るなど、メンバーによるトークが放送された。
さらに、今回は番組初登場のフミヤのほか、木梨憲武、ヒロミといった大物バラエティタレントも登場。だが、これも今月放送される特番の番宣であったため、ネット上では「テコ入れというより改悪」「もはや、ただの番宣番組」といった揶揄が飛び交っている。
「これまで、同局の看板番組『FNS歌謡祭』のフォーマットを受け継ぎ、真面目で豪華な空気感にこだわっていた『水曜歌謡祭』ですが、こんな数字が続くようでは悠長なことも言っていられない。現時点で、すでに番組当初の構成とは大きく変わっていますが、今後、さらにテコ入れを繰り返していくとか。次クールでは、まったく別の番組のように生まれ変わっているかもしれない」(テレビ誌記者)
テコ入れの効果が一向に表れない『水曜歌謡祭』。これ以上、惨状が続けなければいいが。
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