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日刊サイゾー トップ > 海外  > 客船転覆、韓国との一番の違いは?

【中国旅客船転覆事故】“中国版セウォル号”の悲劇を、韓国人が独自分析「一番の違いは遺族の態度」!?

 彼らの反応を探ってみると、「川と海では状況がまったく違う。セウォル号の事故が漢江で起こっていたら、死者は数人も出なかったことだろう」「川と海の違いを知らない人が多すぎる」と、事故が起きた状況の違いをあらためて強調するコメントが多かった。一方で、中韓の最大の違いを“遺族”と主張する意見が目につく。

「最も大きな差は、遺族たちの態度だろう。少なくとも中国の遺族は、習近平に悪口や水をかけたりしないと思う」
「2つの事故の違いは、腐った政治家と煽動者がいるかいないかの差であり、感情的になる遺族がいるかいないかの差だ」
「韓国では『事故後の対応が遅れた』と言うが、そうさせたのは遺族たち。引き揚げに反対して、船体切断にも反対して」

 どうやらネチズンの非難の矛先は、セウォル号沈没事故の遺族たちに向かっているようだ。遺族たちは事故当初こそ韓国国民の同情を受けていたが、最近は暴走する姿を見せている。実際に、去る4月16日にソウルで行われた「1周忌追悼祭」で遺族らは、参加者数万人とともに大統領府への行進を実施。警察と何度も衝突するなど、大きな問題となっている。もちろん、事故発生時の韓国政府のずさんな対応が前提にあるわけだが、遺族たちに対する世間の見方は、当初とは大きく変化しているようだ。
 
 いまだ記憶に新しい自国の悲劇とよく似た、今回の隣国での大惨事を比較するのは無理もないが、最もいたわるべき遺族に対しては、無意味な比較をすべきではないような気もする……。

最終更新:2016/01/28 13:20
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