トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 海外  > 「韓国整形旅行」に中国人失笑
中国“ヤバい”漫画家・孫向文の「チャイナめった斬り」

禁断の「整形旅行」を打ち出した“ジリ貧”韓国に、中国人の大半は失笑?

 また、韓国旅行に訪れた友人の話を聞きましたが、そんなにいいものではなかったようです。

「韓流ドラマに出てくる風景を期待していたけれど、そんなになかった。街並みは、香港よりもみすぼらしい感じがした」
「食事はキムチや野菜ばかりで、肉が少なかった」
「買い物をしていたら、韓国人店員からさげすまれるような目で見られた。街で韓国人のおじさんとぶつかっても、彼はまったく謝らなかった」

 韓国というと、サムギョプサルのイメージがありますが、意外と一般料理店における肉の割合が少ないようで、彼はそれが不満だったようです。

 また、韓国人としては、中国よりも文化が進んでいるという意識があるせいでしょう、どうも中国人観光客を見下す風潮があるようです。日本人の場合、たとえそう思っていても態度に表さないのですが、韓国人店員や韓国人の中には、少なからずそういう感情を表に出してしまう人がいるのでしょう。もっとも、それは韓国人のみならず、香港人にも同じことが言えます。僕ら中国人は、香港旅行に行った際には蔑視の視線を受けるハメになるのです。

 これはたまたま友人が行った場所や、出会った人が悪かったという可能性もあるでしょう。韓流好きの女の子の話を聞いたら、まったく別の答えが返ってくるかもしれません。

 僕も一度は、韓国にも旅行してみたいと考えています。ただ、この数年の間に、かつてほど中国人にとって韓国が魅力的な国ではなくなりつつあるのかもしれないと、「整形旅行」の記事を見ながら考えてしまったのでした。

S__10805265xxxx.jpg

●そん・こうぶん
中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。
<https://twitter.com/sun_koubun>

最終更新:2016/01/28 13:21
12
ページ上部へ戻る

配給映画