フジテレビ『水曜歌謡祭』4.1%下げ止まり見えず……クマムシ、ゆうたろうで“お笑い色”強めるも効果なし
#フジテレビ #森高千里
4月にスタートした、フジテレビ系の生放送音楽番組『水曜歌謡祭』(毎週水曜19時57分~)の視聴率が下げ止まらない。
今月20日放送の郷ひろみ特集では、自己ワーストとなる平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。“ゴールデン帯の打ち切り圏内”といわれる4%台に落ち込んだことが話題となった同番組だが、27日の放送ではさらに急落。THE ALFEEが、Superfly、秦基博、NEWS・増田貴久らと『メリーアン』や『星空のディスタンス』といった往年のヒット曲を披露したほか、井上陽水の名曲を特集したが、4.1%まで落ち込んでしまった。
「司会のアンジャッシュ・渡部建が大きくボケることもなく、堅い雰囲気が漂う『水曜歌謡祭』ですが、今回は安倍なつみとクリス・ハートが『銀座の恋の物語』を歌っている最中に石原裕次郎のものまねでお馴染みの“ゆうたろう”が登場したり、エンディングでTHE ALFEEの楽曲『SWEAT&TEARS』にクマムシの『あったかいんだからぁ』をしつこく掛け合わせたりと、バラエティ色を強めた印象。しかし、今回も視聴者の興味を引くことはできませんでした」(テレビ誌記者)
ここにきて、バラエティタレントを起用し始めた『水曜歌謡祭』。次回6月3日の放送でも、“藤井フミヤ名曲メドレー”にとんねるずの木梨憲武や、ヒロミが参加するという。
「コラボライブの見せ方や、特集を工夫していることはうかがえるものの、数字は落ち込むばかり。さらに、水曜の同局は21時台の『ホンマでっか!?TV』が始まった途端、視聴率が10%前後にまで跳ね上がることから、多くの視聴者が『水曜歌謡祭』に対し『見ない』という選択をしていることがうかがえる。一方、同じくゴールデン帯で生放送している『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)は、1ケタ後半から2ケタ前半で安定。やはり、『水曜歌謡祭』の企画に問題があると言わざるを得ません」(同)
豪華アーティスト陣に見合わぬ低視聴率ぶりから、ネット上では「コスパ最悪番組」などと揶揄されている同番組。次回はAKB48やDAIGO、氣志團の綾小路翔などが登場するというが、下げ止まりは見られるだろうか?
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