AKB48総選挙の投票券がヤフオク大量出品中!「僕たちは戦わない」300万枚出荷も“ゴミ”が増えるだけ!?
#AKB48
20日にリリースされ、出荷枚数がAKB48史上最多の300万枚を突破したニューシングル「僕たちは戦わない」(キングレコード)。これに封入されている「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」の投票シリアルナンバーカード(以下、投票券)が、大量にオークションサイトへ出品されている。
初週167.3万枚を売り上げ、20作連続ミリオン突破が報じられるなど、AKB人気をあらためて見せつけた同作。初回限定盤や劇場盤には、定番の握手会参加券や、ランダム生写真、さらに今回は総選挙の投票券が封入されている。
「メンバーとの接触重視のファンが、投票券の束を百枚単位や千枚単位で出品。落札相場は、1枚につき800円から950円あたり。CDの価格は、劇場盤で952円、初回限定盤で1,524円(共に税別)ですが、投票券や生写真を上手に売りさばけば、タダ同然で握手券が手に入る。300万枚出荷のカラクリは、ここにあるようです」(音楽ライター)
この状況を受け、ネット上では「もはや、CDでもなんでもない」「これで300万枚突破を喜んでるとか、ちゃんちゃらおかしい」「ゴミが増えるから、握手券だけ売るべき」といった呆れ声が。また、4月にミュージックカードの合算集計を廃止しながらも(関連記事)、AKB商法を問題視しないオリコンに対し、疑問の声が高まっている。
「『“音楽のヒットを正確に伝える”というのが弊社の使命』としているオリコンですが、小池恒社長は朝日新聞のインタビューで、“AKB商法”について突っ込まれると、『お時間があれば、一度AKB48の実際のイベントに行ってみてください。ファンは1日、すごい楽しい思いをして帰っていくわけですよ。東京ディズニーランドで1万円を使う人がいる一方で、こういう使い方があってもいい』などと、屁理屈を連発。さらに、握手会商法の現状について、『ウチが把握している限り、大体平均すると10枚とか。会場に来ている人は7、8枚だと思う』とも発言しており、オリコン側の認識不足が露呈。これに、ネット上では『オリコンがこれじゃあ、音楽業界は終わりだ』『AKBに買収でもされてるの?』などと、落胆する声が相次ぎました」(同)
CM起用社数や、メディア露出が減少傾向にありながらも、記録的な数字を示すことで“国民的アイドルグループ”であり続けるAKB48。握手券や投票券に価値が偏る“ビックリマンチョコ状態”が続いた場合、音楽業界に未来はあるのだろうか……?
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