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早くも来年のGW商戦が話題の映画界 松竹『超高速! 参勤交代』は“第2の寅さん”になれるか

chokosokusankinkoutai0522.jpg『超高速! 参勤交代』松竹

 今年もゴールデンウィークが終わったばかりだが、映画界ではすでに来年のGW興行が話題になっているという。

「東宝は先日発表された生田斗真、岡田将生の『秘密 THE TOP SECRET』で勝負するようです。監督も、映画『るろうに剣心』の大友啓史監督ですから、興収は40億程度を見込んでいるとか。一方の松竹は、あのヒット作『超高速! 参勤交代』の続編で勝負するようです」(映画関係者)

 『超高速! 参勤交代』は、2011年に第37回城戸賞を全審査員満点で受賞した土橋章宏の脚本を13年に小説化。翌年に松竹の製作・配給で映画化され第57回ブルーリボン賞作品賞を受賞するなど、松竹の作品の中では近年稀に見る良質なヒット作品となった。

「今年のGW前後のラインナップを見ても、東宝はコミック原作や小説の実写化がほとんどです。一方の松竹はというと、大作といえるのは宮部みゆき原作の『ソロモンの偽証』くらいで、あとは、予算も話題性も東宝には及びません。業界ではそんな松竹に頑張ってもらいたいという人は多いですよ」(芸能事務所関係者)

 何よりオリジナル作品で続編というのは近年の邦画界ではあまり例がない。

「この『参勤交代』は、とにかく『参勤交代』させればいいわけですから、何度でも続編が作れます。次回作も当たれば、これがシリーズ化になるかもしれませんね」(松竹関係者)

 『男はつらいよ』、『釣りバカ日誌』に次ぐシリーズ作品となるか──。

最終更新:2015/05/25 08:00
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