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“足フェチ”レストランに美女デリバリーまで……風俗取り締まり強化の中国で「お色気商法」が興隆中

oiroke0522-4.jpg成都市に登場した、美女だらけの飲食店

 一方、四川省成都市では、才色兼備の女性ばかりを集めた飲食店が人気だ。この店の店員は全員が大卒で、身長170センチ以上。さらに、それぞれ絵画やダンス、司会などの特技も持っている。美女店員による出前サービスもあり、大学でダンススポーツを専攻した店員は、出前の際、客にダンスを披露しているという。彼女らの月給は10万円以上と、中国の平均給与と比べればかなり高級なレストランだが、顧客からはそれに見合うだけの好評を得ているということなのだろう。

 こうしたお色気商法を行っているのは、飲食業界だけではない。広東省広州市に住むメーカー駐在員の日本人男性が話す。

「うちの近くには、ビキニの女性は利用料が半額になるプールがあります。ウワサを聞きつけた男たちが下心を抱いてやって来ますが、リピーターとなる人は少ないですね。なぜなら、ビキニ姿なのは、デブのおばちゃんばかりですから……」

 ともあれ、こうしたお色気商法が興隆する背景について、中国在住ライターの吉井透氏は話す。

「昨年から始まった風俗取り締まり強化により、売春業だけでなくキャバクラも壊滅状態になり、中国にはいま、色っぽい場所がなくなってしまった。そんな中、男性は欲求不満を抱えているんです。そういった事情もあって、こうしたお色気商法はかなり集客効果が高いようで、導入する事業者は多い」

 しかし、マッサージや理髪店など、別の看板を掲げる業態が裏風俗化するのがこれまでの中国のパターン。こうしたお色気商法がエスカレートし、風俗が復活する日も近い?
(文=牧野源)

最終更新:2016/02/29 17:47
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