世界遺産登録を目指す韓国「慰安婦関連記録物」 “着せ替え”慰安婦ブロンズ像の神格化が進行中!?
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韓国政府が、「慰安婦関連記録物」を世界遺産登録する動きを見せている。韓国メディアによると、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に対して2017年6月の世界記憶遺産登録を目標に、記録の目録を作成しているという。これにはソウルの日本大使館前にある慰安婦像も含まれる可能性があり、仮に実現すれば「着せ替え可能」という過去に例がない世界遺産が誕生する恐れがあり、日本にとって予断を許さない状況だ。
韓国メディアによると、韓国当局は慰安婦被害を訴える中国、北朝鮮、オランダ、台湾、フィリピンと連携するための国際連帯推進委員会を5月21日に結成し、慰安婦の資料を集めていくという。だが、韓国側の主張する従軍慰安婦の強制性を示す歴史的資料は何一つ見つかっていない。ゆえに、信ぴょう性が怪しい慰安婦おばあさんの証言のほか、慰安婦問題解決のための定期水曜集会活動資料、裁判資料といった抗議の記録まで「世界遺産」の目録に入れるという、かなり強引なプランを打ち出している。
水曜集会とは、韓国の反日団体「挺身隊問題対策協議会」(挺対協)が日本大使館前で毎週水曜日に行う反日デモ。挺対協はデモに加えて、11年12月に日本大使館前の歩道に無許可で慰安婦少女のブロンズ像を建設した。現在も警察が警戒する中、日本大使館の真向かいにブロンズ像はある。水曜集会関連資料が世界記憶遺産登録のための目録に載るのであれば、このブロンズ像も「遺産」と見なされる可能性が高いのだ。
ソウルの日本人駐在員は「最初は単にブロンズ像のままだったが、次第に靴下や植木鉢、お菓子といったお供え物が置かれるようになった」と、違法建築物にもかかわらず、仏像のように神格化が進む現状に危機感を抱いている。
さらに近年、反日団体関係者や学生らがやってきて慰安婦像のコーディネートをしているといい、春先には花の髪飾り、夏には日傘、冬にはニットキャップやマフラー、ひざ掛けなど「なんだか、季節のファッションを楽しんでいるフシがある」(同)という。
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