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「ニトリ」お家騒動は実母の一本勝ち? 怒りの大反論に、イメージダウン必至か

 フライデーは、JK(女子高生)ビジネスで摘発された「アキバ観光池袋作業所」の“現場”を隠し撮りしていた写真を載せている。

 この店は、客が40分5000円を払い、半個室でマジックミラー越しにミニスカ姿の女子高生たちが折り鶴を折るのを眺めるというものだ。低い椅子に足をM字形にして座っているため、ピンクのパンツがチラチラ見えたり、壁にもたれかかって足を開いているので純白のパンツが丸見えの少女がいる。

 女の子は5分ごとに入れ替わり、指名もできるそうだ。店側は折り紙作りをさせている「作業所で、その仕事姿を見学するだけ」だから問題ないとしていたそうだが、月に200万円近くの利益を上げていたという。その上、フライデーによれば罰則は労基法違反しか適用できないので、ほとんど罰金刑(30万円以下)で終わるため、出てきてはまた始めるケースが多いそうだ。

 ところでアサヒ芸能は、戦後70年を考える大特集として「戦後70年を濡らした『SEX革命』のオンナたち!」を組んでいる。

 まずは「ノーパン喫茶の女王イヴ」。彼女は83年の夏に新宿・歌舞伎町で「時給3000円」という、ノーパン喫茶「USA」の募集看板を見たことがきっかけだったという。彼女はすぐに評判になり、店には長蛇の列、テレビや雑誌でも取り上げられたが、勤めていたデパートはクビになり親からは勘当、婚約者とも別れたという。

 店はコーヒー1杯2000円。イヴの服装は上半身は裸、スカートの中は当然ノーパン。店に別料金を払うと個室で「手コキサービス」もあったというが、彼女はしなかったという。

 懐かしい。私も取材と称して何度かこうした店に行ったことがある。トップレスの女の子がいる高級喫茶のような雰囲気だった。そういえば「美人喫茶」なんていうのもあったな。

 テレフォン・セックスで一時代を築いたのは清水節子。月6000円の会費で「清水節子の電話でしてあげる」を立ち上げ、ダイヤルQ2の課金制が始まったから、最初の年は7000万円の収入があったという。私はここのお世話になったことはないが、誰かに清水のカセットテープをもらったことがあった。聞かずにそのままどこかへ行ってしまったが、探して聞いてみるか。

 元祖ハードコア女優といえば愛染恭子。武智鉄二監督による『白日夢』で佐藤慶との「本番シーン」は大きな話題を呼んだ。撮影中なかなか勃起しない佐藤に、監督から渡された「精力剤」(本当は胃薬らしい)を飲ませると、がぜん元気になった佐藤が、萎えないうちにと愛染に挿入してしまったので、カメラが7台もありながら「決定的瞬間」は撮れなかったと愛染が話している。

 確かにあの映画は本番シーンがあるという評判が立ち、満員の立ち見で見た記憶がある。

 新風営法が施行されたのは85年。ラブホテルは回転ベッドが禁止され、ソープランドの営業は12時までと制限された。ストリップ業界も特出しや本番ショーがやりにくくなった。そこで登場したのが初代オナニークイーンといわれる清水ひとみ。長襦袢を羽織って隠しながら、汗だくになって身もだえする清水の「艶技」は新鮮で大評判になった。私も渋谷道頓堀劇場へ見に行った記憶がある。客の中には人目も憚らずマスをかくヤツもいて、なんともいえない臭いが充満していたことを覚えている。

 さて、橋下徹大阪市長が政治生命を賭けるとした「大阪都」構想の是非を問う住民投票が日曜日に行われ、結果は僅差だったが反対する票が多く、橋下市長の野望は潰え去った。

 記者会見ではさばさばした表情で、12月に市長の任期満了になったら、政治から引退すると明言し、「独裁者は使い捨てがいい」と名言を残した。

 先週、橋下市長が勝つかもしれないと“予想”した現代だが、今週は結果がわからないうちに校了しなくてはならなかったので、どんなタイトルをつけてくるのか楽しみにしていた。「橋下と大阪のこれから」という平凡なタイトルだったが、いろいろ悩んだ末につけたのであろう。

 現代の中で全国紙の記者が、こんなことを言っている。

「今年12月には大阪市長選がありますが、橋下氏は自分の後継候補を立てて身の振り方を決めるようです。『負けたら政界引退』と囁かれていましたが、単にいなくなるということはないでしょう。民主党政権を経て自民党政権が戻ってきた時、ものすごい高支持率でしたが、橋下氏はそれに学んでいます。もし今後一旦退場しても、『やっぱり僕がいないとダメでしょ?』と言って再登場してくる。そのときには、憲法改正の議論もある程度熟している。彼はそこまで計算しているはずです」

 私はこの説に反対である。島田紳助もそうだったが、橋下市長と紳助に共通するのは「あきらめのよさ」だろうと思う。カネもできた名前も売った、これ以上ここにいたらこれからは落ちる一方だから、潔さを見せて引くことで、次の面白い何かを見つけることができるはずだと考えるタイプだと思う。

 芸能界も政治の世界も、中に入れば嫉妬と足の引っ張り合いの醜い世界であろう。安倍首相のあの増長したやり方を見ていて、嫌になったのかもしれない。どちらにしても橋下徹の時代は終わったのだ。

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