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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 松田優作の娘、ブレークの鍵は母?

松田優作の娘・YukiがCDデビュー決定も、リスナーからは低評価……ブレークのカギを握るのは母・美由紀!?

matsudayusaku0515.jpg『Animation』(BEAT RECORDS)

 故・松田優作の娘のYuki(ユウキ)が、エレクトロニックユニット・Young Juvenile Youthのボーカルであることが12日、明らかになった。同ユニットは電子音楽家のJemapurとYukiが2012年に結成。Yukiは素性を隠して音楽活動をしていたが、ミニアルバム『Animation』(BEAT RECORDS)を6月に発売することが決まり、そのニュースに合わせ、娘であることが公表された。


 Yukiは高校時代の3年にわたるカナダ留学時に音楽制作を開始。その後アメリカで2年間、音楽や芸術を学んでおり、しっかりと下地を作ってきたようだ。しかし、ネット上での評価はあまり芳しくない。「ビョークを思わせる」と評価する声はあるものの、「変わってるけど、どこかで聞いたことがある」などのコメントも見られる。また、MVはアップで映ったYukiの頬の部分に唇や目が現れたり、顔がスライスされたようにズレたり……という奇抜な作りだが、「奇をてらっているだけ」と厳しい声も少なくない。

 2世ミュージシャンは多いが、成功したといえるのは藤圭子の娘・宇多田ヒカルや、古谷一行の息子・降谷建志(Dragon Ash)、森進一と昌子の息子・Taka(ONE OK ROCK)など一握りだ。不発に終わったケースのほうが多く、2013年には河合奈保子の娘・kahoがデビューし、14歳という若さながら大人っぽさを前に出した楽曲やPVなど、かつての宇多田ヒカルを思わせる売り出し方で話題を集めたが、結果は鳴かず飛ばずだった。明石家さんまの娘・IMALUもCDが売れず、YouTubeにカバーソングをアップするなどシンガーとして存在感を示そうともがいていたようだが、ブレークの兆しはない。Yukiに勝算はあるだろうか?

「音楽ファンの間では“謎のシンガー”として話題になっていた……という触れ込みですが、シンガーが目立つ音楽性でもないですし、業界でも特に注目されていたわけではないですね。今は優作の娘ということでメディアに取り上げられていますが、万人受けするポップスでもないので、大ヒットとまではいかないでしょう。ただ、Young Juvenile Youthの所属事務所は、兄の龍平・翔太と同じく、母・美由紀が取締役を務めるオフィス作。美由紀は兄たちを売り込みブレークさせたことからも分かる通り、業界でもかなりのやり手。母の手腕で、実力派ミュージシャンの地位を確立することは可能なのでは。兄や弟の出演作に楽曲が起用される……といったことも、あるかもしれませんね」(レコード会社関係者)

 美由紀のバックアップに注目が集まるところだが、いずれ兄たちのように松田優作の名から離れて存在感を示せるかどうかは、Yukiの努力次第といえそうだ。
(文=松崎裕章)

最終更新:2015/05/17 11:00
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