上重聡アナは抹殺必至!? Apple Watch装着で中国国営放送アナウンサーに批判殺到「資本主義の犬め!」
#中国 #東アジアニュース
日本では、日本テレビの上重聡アナウンサーの利益供与疑惑が取り沙汰されたばかりだが、中国では、アップルウォッチを装着した国営放送の女性アナウンサーが窮地に立たされている。
5月初め、CCTV(中国中央電視台)のニュース番組『新聞直播間』で司会をしていた女性アナウンサーが、発売されたばかりのアップルウォッチを身につけている画像がネット上に拡散。
「そんなに金持ちであることを見せびらかしたいのか?」
「アップル社から『宣伝としてつけてほしい』と言われてもらったに違いない」
「アメリカ資本主義の犬め! 国営放送にふさわしくない!」
などと、猛烈なバッシングを浴びているのだ。
彼女は、黒髪と大きな瞳が特徴の美人アナウンサー王音棋さん(24)。今回、王さんがはめていたアップルウォッチの中国での価格は約8万円。中国の都市部の平均月収が10万円弱であることを考えると、まだまだぜいたく品といえる。また、その価格もさることながら、中国ではアップル製品が「富と成功の証」と化していることもあり、視聴者の癪に障ったのだろう。
5月8日にこの騒動を伝えた「重慶時報」が、重慶市の地元放送局アナウンサーに聞いたところでは、「中国のテレビのアナウンサーは、基本的に服装に関してはそこまで厳しいルールはないが、視聴者の注目を浴びてしまうような派手なアクセサリーやファッションはしないよう言われている」という。さらに同アナウンサーは、「品薄状態が続くアップルウォッチを、国営放送のアナウンサーが装着してテレビに出演すれば注目されてしまうことは想像できたのではないでしょうか」と、王さんの落ち度を認めている。
昨年7月には、CCTVの人気アナウンサーだった芮成鋼氏が、生放送の本番直前に当局に連行され、現在もその行方は明らかにされていない。上層部の収賄事件に連座したものとされているが、中国ではアナウンサーに対する不信感が高まっている。
高級マンション購入資金の無利子融資や高級車の無償貸与などの便宜を得ていたとされる上重アナウンサーは、中国ならば確実に抹殺されていた!?
(文=青山大樹)
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