原口相手に「弱いから変な余裕が出ちゃった!」本田のビッグマウスより香川のリアルマウスが面白い!?
#サッカー #香川真司
日本サッカーのビッグマウスといえば、ACミランの本田圭佑だ。「(W杯での目標を聞かれて)優勝しかない」「白い(レアル。マドリードの)ユニフォームを着て活躍しているイメージしかない」など、大きな目標をあえて口に出すことで自分を追い込み、それに見合った努力をし、今の地位まで駆け上がってきたその生き様は、多くの人たちを魅了してきた。それに対して、日本代表もう一人のエース、香川真司の“リアルマウス”が最近話題になっているという。
「先日行われたブンデスリーガ第32節、対ヘルタ・ベルリン戦後のインタビューで『(勝てたのは)相手が弱かったから。そのぶん、こっちも余裕が出て、変な余裕の感じになっちゃった』と答えたんです。ヘルタ。ベルリンは同じ日本人の原口元気選手が出場していましたからね。それなのに、こんなこと言っちゃうんですから、すごいですよね。香川選手らしい“リアルマウス”だと思いました」(スポーツライター)
香川は、本田と違って感覚的にしゃべることが多い。本人に、目立ちたいとか、挑発してやろうといった気持ちがまったくないので、“リアルマウス”がいつ飛び出すかは、わからないのだという。
「過去にも『ロッベンはワンパターン』『ウォルコットは大したことない』『バルセロナにも勝てる』など、強気な発言をしたかと思えば『(GK川島永嗣について)声が大きすぎて、何言っているかわからない』など、自由な発言も多々見受けられる香川。さらに不調な時は『サッカー人生で一番つらい』など弱気なコメントも多い。この、いかにも人間らしく、よそ行きの発言をしない香川に、ファンは『これだから信用できる!』『小物みたいな発言を平気で言えるところが大物っぽい!』『もしかしたら、スターの自覚が欠けているのかもしれない』と大喜びですよ」(同)
本田が王道を行くクラシックなスターなら、香川は身近に感じられる現代版のスターだ。どちらが好みかは、人によって分かれるところだろうが、今後もこの2人の発言からは目が離せない。
(文=沢野奈津夫)
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