復讐するは我にあり!? 佐村河内映画に本人が全面協力のワケとは――
#佐村河内守 #新垣隆
佐村河内守氏のゴーストライター騒動が、ドキュメンタリーとして映画化されるという。監督はオウム真理教が題材の映画『A』で注目された森達也氏が務める。
佐村河内氏は聴覚障害を乗り越え、ヒット曲を連発し、『NHKスペシャル』で特集されるなど「現代のベートーベン」と称された。ところが、同氏のゴーストライターを長年務めてきた新垣隆氏が登場すると、世間の評価は一変。佐村河内氏には「ペテン師」のレッテルが貼られ、激しいバッシングにさらされた。
だが、森監督は日刊スポーツの取材に「佐村河内氏と新垣氏との関係や、2人に対する見方が180度ひっくり返るようなものになる」と予告。まさか、新垣氏が本当の黒幕だったとでもいうのか――。これに、佐村河内氏を知る人物は「実は、彼のもとには騒動の半年後から有象無象が接近していた。中には某プロダクションからの作曲オファーもあったそうです(笑)。ところが、彼はそれらを断り、今回の映画に協力していた。理由? 新垣さんに対する復讐でしょう」と話す。
佐村河内氏は騒動後に開いた記者会見で「新垣氏を名誉毀損で訴えます!」と宣言布告。とはいえ「訴えたところで勝ち目はなく、断念せざるを得なかった。しかし、彼の怒りの炎は決して消えたわけではなかった」(同)。
同氏は神奈川県内のマンションに現在も妻と暮らしているが、外出は数えるほど。それでも自身や新垣氏について書かれた雑誌の記事は、妻を通して把握しているという。ある週刊誌ライターは「自分に代わって大ブレークする新垣氏のことを快く思っていないことは確実です。そんな彼が、今になって何を語っているかは実に興味深いですね」と話すが……。その一方で、新垣氏は映画化の話は聞いているものの、本業の作曲に専念したいそうで「関わりたくない」というのが本音だという。
映画の撮影は昨年11月から都内や関東近郊でスタートしており、順調にいけば来年にも公開される。再び騒動が過熱するのか、それとも「何を今さら……」と冷めた目で見られるのか――。
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