“アニメの情報量”はディテールの細かさ? 庵野秀明が川上量生と語った「アニメの『情報量』とは何か」
2015/05/03 13:30
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
庵野秀明。
4月25日、千葉・幕張メッセ開催の「ニコニコ超会議2015」で硬派な議論が行われる「超言論エリア」のメインステージにて、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明監督と、4月10日に『コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと』(NHK出版新書)を発売したKADOKAWA・DWANGO代表取締役会長の川上量生氏による対談が行われた。テーマは、「アニメの『情報量』とは何か」。
そもそも「情報量」とは、情報理論で使われている用語。だが、アニメ業界でも“情報量”という言葉が使用されているそうだ。そのアニメ業界で、初めて“情報量”という言葉を使った人物が庵野監督。雑誌「アニメスタイル」のインタビューで、TVアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』の制作について聞かれた際、“情報のコントロール”というのが一番大切だということを話したのが始まりだという。ただ、当時は“アニメは情報ではない”という反発が多く、評価したのは『機動警察パトレイバー』などで知られる押井守監督くらいだったそうだ。
最終更新:2015/05/03 13:30
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