AKB48、アイドリング!!!も失敗のソロデビュー、E-girls・Amiに勝算はあるか?
#E-girls #Ami
女性ダンス&ボーカルグループ・E-girlsのAmiがソロデビューすることが、4月29日にさいたまスーパーアリーナで行われたライブで発表された。本人は「まさか、こんな展開が待ってるとは」と驚きつつも、EXILEのHIROやスタッフ、自身が所属するDreamのメンバーに背中を押されたと明かし、「また違うAmiというものを、みなさんに感じていただけたら」と意気込んだ。
アイドルを含めれば、女性グループからメンバーがソロデビューするケースはままあるが、「成功したといえるケースは多くない」とレコード会社関係者は話す。
「例えば、アイドリング!!!でエース級だった横山ルリカ。グループが所属するポニーキャニオンではなく、横山に惚れ込んだビクターエンタテインメントが熱心にオファーし、鳴り物入りでソロデビューしました。プロデュースに前山田健一を起用し、プロモーションにも力を入れていましたが、ファーストは約1万2,000枚、その後は人気アニメのタイアップシングルでも約8,000枚と、鳴かず飛ばず。ファンも“美人だけど応援したくなるタイプじゃないから、ソロに向いてない”など冷ややかな反応でした」
アイドリング!!!は今年10月でメンバー全員の卒業が決まっているが、独り立ちの準備が整っていると言える状態ではないようだ。
卒業間際といえば、AKB48の高橋みなみもソロ活動が成功したとは言いがたい。2013年春にソロデビューし、同年夏には「秋にセカンドシングル発売予定」と一部メディアで報じられたが、結局CDリリースはナシ。昨年9月にはトークアプリ「755」にて、秋元康が「準備中」とコメントしたものの、現在に至るまで公式発表はない。
レコード会社からのラブコールを受けてデビューを果たした場合や、国民的アイドルの有名メンバーであっても厳しいソロ活動。Amiに勝算はあるのだろうか?
「E-girlsは一般的なアイドルグループと違い、女子中高生層から憧れの対象として人気を博しています。とくに人気の高いAmiは、フリマで服を買う姿が目撃されるほどの庶民派で、飾らず媚びないキャラクターがウケています。メイン支持層が男性ヲタではないだけに、“ご祝儀”としてCDを購入するファンは少ないでしょう。ただ、現状の音楽シーンには、アイドル以外に歌って踊れる女性ソロアーティストは少ない。“席”は空いているので、ファッションアイコン的な存在としてソロでも成功する可能性はあるのでは」(同)
26歳にして活動13年と、長い下積み時代にも注目が集まっているAmi。E-girlsの人気が高まる中、メンバーがソロでもブレークできるのか、売り上げや評価に注目したい。
(文=高橋奈々)
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