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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 中華料理「ちゅー」の謎を追う
それゆけ!勝手にしらべ隊

大阪に点在する中華料理「ちゅー」の謎を追う

 お店の人に聞いてみると、こちらは創業41年になるそう。「ちゅー」が点在する謎について聞いてみると、「チェーン店じゃないんですよ。のれん分けですねぇ。出身がみんな同じで、富山なんです」という。なるほど、グッと謎に近づいた気がする。

 このお店からそれほど遠くないところに別の「ちゅー」があると知り、そちらへも足を延ばしてみた。

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 場所は大阪市城東区関目。京阪電鉄の「関目駅」が最寄りだ。入店すると、店の雰囲気もガラッと違う。こちらのお店はどちらかというと、本格中華料理店然とした凝った内装。広めの店内に4人掛けのテーブルが6つと、もう少し大きい6人掛けテーブルが3つ置かれている。

 メニューにも細かい違いがある。「中華そば」の価格はこちらのお店は450円と、100円高い。さっき「味噌ラーメン」を食べたばっかりなので、ここはおとなしく「中華そば」をいただこう。

 これぞラーメン! といった見た目である。

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 内装もメニューも違うが、どんぶりの「ちゆー」は共通している。このどんぶり、欲しくなってきた。

 一見シンプルなラーメンだが、ダシの風味が濃厚なスープが後を引き、麺はコシがあってうまい。チャーシューもジューシーでおいしいし、かなりハイクオリティな1杯だ。ふと店内を見渡すと、壁に富山の世界遺産「五箇山」のポスターがいくつも貼ってある。ここでも、さらに核心に近づいた。富山に秘密がある!

 気持ちがハイになってきたついでに、さらにもう一店舗別の「ちゅー」を訪ねてみた。

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