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東北人のほうが感じやすい!? 3000人アンケートで判明「SEX県民性」とは

 さて、春のドラマも出そろったテレビ局だが、相変わらずフジテレビが苦戦しているようだ。日刊ゲンダイ(4月23日付)がこう報じている。

「フジテレビの新番組が“壊滅”危機に陥っている。視聴率低迷はいよいよシャレにならないレベルになってきた。『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に対抗すべく、安藤優子キャスターを司会に据えて鳴り物入りでスタートした昼の情報番組『直撃LIVEグッディ!』は、20日の一部時間帯で平均視聴率1.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)に落ち込むなど大苦戦。10%台を維持するミヤネ屋を脅かすどころか、早期打ち切りを心配する声も上がっている。(中略)

 ゴールデン帯の新番組も1ケタ台が連発だ。森高千里(46)司会の新歌番組『水曜歌謡祭』は初回の2時間スペシャルが7.3%。深夜枠からゴールデン帯に昇格したバラエティー番組『有吉のニッポン元気プロジェクト おーい!ひろいき村』も、初回の2時間スペシャルは7.7%だった。新バラエティー番組『発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!』も初回4.0%である。

 ジャニーズ『嵐』相葉雅紀(32)主演の月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』も危ない。15分間拡大した初回こそ13.0%とまずまずだったが、2回目は11.4%に下落。フジ月9からテレ朝“木10”にくら替えしたキムタク主演『アイムホーム』が初回16.7%をマークしたのとは対照的で、1ケタ転落も心配されている。

 水曜午後10時のドラマ『心がポキッとね』も初回こそ10.4%だったが、2回目は7・5%に落ち込んだ」

 『心がポキッとね』は50歳の山口智子を担ぎ出してきた“勝負ドラマ”のようだが、新潮で「アナタもう50だろう。ちゃんと喋ろうよ」(上智大学碓井広義教授)「要は古臭いということ」(コラムニストの丸山タケシ氏)と、やはり評判はよくないようだ。

 マンガと、ちゃらちゃらした女子アナ人気に頼りすぎてきたツケは、相当重いようである。

 フライデーでは“なりたい顔No.1”の西内まりやが、城田優と「真剣密会」しているところの隠し撮りに成功している。2人の出会いは、3年前に放送されたドラマ『GTO』(フジテレビ系)での共演だったそうだ。

「当初西内は、8歳上の城田のことを兄のように慕っていましたが、急接近したのは今年の3月頃。西内が多方面の仕事に取り組むようになり、同じように俳優業と歌手活動を両立している城田に仕事の悩みを打ち明けているうちに、距離が縮まったとか……」(芸能プロダクション関係者)

 しかし、人気者って恋愛するのも大変なんだと、写真を眺めながらため息が出る。

 今週の週刊新潮は、よほどネタに困ったのか、巻頭特集は「『人口激減社会』の利点検証」というヒマネタ(失礼!)から始まる。

 確かに、4月17日に総務省が発表した人口推計(昨年10月1日時点)によると、外国人を含む総人口は前年に比べて21万5,000人減った。当然ながら少子高齢化はますます進み、65歳以上の高齢者は3,300万人で、14歳以下の2倍を超える。

 さらに、増田寛也元総務相が座長を務める「日本創成会議」が昨年5月に発表した試算によると、出産適齢期の20歳から39歳の女性の人口が2040年までに半減する自治体を「消滅可能性都市」であるとし、全国の約1,800の自治体のうち896市区村町が消失するとしたのである。都市部では東京・豊島区がリストに入った。

 さあ大変だ。昔、ニューヨークで大停電があったとき、その10カ月後に出生率が急増したことがあったから、日本中を夜だけでも1週間停電にしてみたらどうか、などと考えるこちとらとは頭のデキが違う新潮編集部は、江戸時代やペストの流行によって2,000万人以上減ったヨーロッパを引っ張り出してきた。

 江戸時代・徳川吉宗の時代には3,200万人いた人口が、その後70年間の飢饉や天変地異で300万人減少したが、農民の耕作面積が拡大したことや、労働力不足のために新たな農機具を開発したことで、豊かになった農民が都市部で貨幣を使うことで経済が活性化し、そのゆとりが「江戸文化を勃興させました」(現代社会研究所の古田隆彦所長)

 同じようにヨーロッパも、働き手が減ったがさまざまな工夫で農業生産量は保たれたから、農業生産者の賃金は高騰し、その富が都市部に流れ込んでルネサンス文化を花開かせた。だから同じように考えれば、人口減少は心配することはないというのだが、農業が疲弊している現代で、それと同じことが起きるとは、私には考えられない。

 だが、成長なき成長時代をどう生きるのかは、今こそ真剣に考えなければいけないこと、言うまでもない。

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