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東北人のほうが感じやすい!? 3000人アンケートで判明「SEX県民性」とは

gendai000.jpg「週刊現代」5/9・16号

今週の注目記事
第1位「『名医』を疑え!」(「週刊文春」4/30号)

第2位「独占掲載『マッサン』のエリー 衝撃の全裸ヘアヌード*見えなかったらお代はお返しします」(「週刊現代」5/9・16号)

第3位「山本太郎議員の元幼妻 衝撃ヘアヌード スクープ公開!」(「フライデー」5/8号)

第4位「3000人アンケートで『SEX県民性』が判明した」(「週刊ポスト」5/8・15号)

第5位「大幅に拡充した『新ふるさと納税』」(「週刊新潮」4/30号)

第6位「安倍官邸と大メディア 弾圧と癒着の全記録」(「週刊ポスト」5/8・15号)

第7位「悪い話ばかりじゃない『人口激減社会』の利点検証」(「週刊新潮」4/30号)

第8位「西内まりあ 城田優と真剣密会 熱撮中継」(「フライデー」5/8号)

第9位「『春ドラマ』悲鳴と歓声の楽屋裏」(「週刊新潮」4/30号)

第10位「愛川欽也 享年80 が愛した3人の“妻”」(「週刊文春」4/30号)

 さて、今週は現代とポストのセクシー対決はなし。なぜならポストは「SEX県民性」が、現代とフライデーはヌードグラビアがランクインしたからである。

 だがこれは、あまり喜べたものではない。合併号になると「あの人は今」式の企画が多くなるが、取材不足のためか内容に深みも面白さもない。現代の「あの騒動の主役16人の『あれから』」はその典型で、これまでの騒動をなぞるだけで終わってしまっていて、新情報はほとんどない。現代には悪いが、巻頭の「習近平のスキャンダルを追え!」「『5月暴落説』『ギリシャ・デフォルト説』をどう見るか」「決定! 日本をダメにした10人」なども首をかしげたくなる作りである。

 「習近平~」は、中国通の編集次長の署名記事だったので期待して読んだが、期待外れ。現代の株の記事は、このところどっちつかずで、読んでいて上がるのか下がるのか、買いなのか売りなのかハッキリしてくれという内容が多い。「日本をダメにした~」などは、取り上げられている人物が毎度お馴染みの人間たちで、視点の新しさもない。

 ポストも官邸とメディアの癒着批判はいいと思うが、それ以外にこれという読み物は「SEX県民性」ぐらいしかないのは寂しい。2週間じっくり売るのだから、時間と取材費をかけたノンフィクションでもやったらいいのではないか。それとも、その余裕さえないということか。

 先週も愛川欽也の死について少し触れたが、私の思ってた以上に知名度、人気が高かったことに驚いている。文春は「愛川欽也 享年80 が愛した3人の“妻”」という特集を組んでいるが、長短はあっても各誌、彼についての記事、それも「いい話」が多い。

 文春によると最初の妻は、愛川が俳優座養成所時代に同期だった女性で、一男一女をもうけ、売れる前の愛川を支えた。しかし20年後に離婚を発表。その翌日に現在の妻であるうつみ宮土理(71)と再婚したが、持っていた豪邸も前妻に渡し、慰謝料も相当払ったと書いている。

 2人の結婚生活はお互いがお互いを縛らない不干渉夫婦だったが、うまくいっていたそうだ。そこへ“第3の妻”の存在が発覚する。愛川のキンキン塾に所属する42歳年下の女優・任漢香(38)。

 当時、韓流好きが高じて韓国に留学中だったうつみは、「七十歳すぎて若い女の子と噂が立つなんて、キンキンかっこいい!」と、内心はともかく愛川を擁護した。愛川が製作した映画のほとんどで任が愛川の相手役を務め、中目黒に作った8億円といわれる「キンケロ・シアター」も、任に対する愛情からではなかったかという声もあるそうだ。

 だが、愛川の知人が、「愛川が最も愛したのはうつみだった」と言っている。菅原文太とは肝胆相照らす仲だったが、死ぬときは、2人の女性に思われて亡くなった愛川のほうが幸せだったのかもしれない。

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