男女共用、1,000人収容、盗撮推奨も!? 知る人ぞ知る、中国「へんなトイレ」の街
#中国 #東アジアニュース #中国のトイレ
中国・重慶市は、知る人ぞ知る「ヘンなトイレ」の街。毎年、新しいトイレが公開されて話題になっているが、今年も物議を醸すトイレが登場した。
4月15日、重慶市内に出現したトイレは、なんと男女共用。同トイレは繁華街の要望を受けて設計されたという。中国の商業施設では女性がトイレの前に長い列を作って混雑しているのに対して、男性トイレはガラガラという光景をよく目にする。そこで、男女共用にすることで効率化を図り、バリアフリーも意識して新設されたという。個室には水を使用しない、移動式のエコトイレが採用されている。
男女共用トイレの登場に、中国のSNS上では、
「低俗でセンスを感じられない」
「汚くてとても使う気にならない公衆トイレをなんとかするほうが先!」
「農村部に行けば、共有トイレなんていくらでもあるだろ」
と冷めた反応が見られた。
さてさて、では重慶市で作られた変わったトイレをいくつか紹介しよう。
2014年2月に出現したのは、カメラの形をしたトイレ。シャッターボタンやフラッシュなども正確に表現され、フイルムを入れる部分がトイレの入り口になっている。道行く人は、最初はトイレとは思わなかったという。盗撮を推奨するトイレなのだろうか……。
10年5月にお披露目されたのは、5人が座って休憩できるソファーが設置されているトイレ。「星付きトイレ」と評され調子に乗ったのか、同年9月には同じく重慶市中心部から東に位置する南河公園に「5つ星トイレ」と称する豪華トイレも出現。24時間エアコンで室温調整されており、夏は20度、冬は26度に保たれている。ロビーにはシャンデリアが飾られ、液晶テレビを見ながら休憩できるようになっている。金をかけるところが間違っている気がするが……。
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