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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『水曜歌謡祭』1ケタが限界か

フジテレビ『水曜歌謡祭』は1ケタが限界!? 通常初回7.6%「“歌ヘタ”AKB48は、高橋みなみだけに……」

suiyoukayousai0416.JPGフジテレビ公式サイトより

 22日に放送された森高千里とアンジャッシュ・渡部建が司会を務める音楽バラエティ番組『水曜歌謡祭』(フジテレビ系/毎週水曜19時57分~)の平均視聴率が、7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回2時間スペシャルの7.3%から微増した。

 同番組は、「日本音楽史に残る名曲を、素晴らしい歌声でお届けするエンタテインメント番組」がコンセプト。初回スペシャルでは、36組56名のアーティストが登場したが、初の通常回では22組30名が登場。冒頭は槇原敬之、NEWS・増田貴久、Flowerのコラボによる「恋のフーガ」(ザ・ピーナッツ)からスタート。その後、華原朋美、DAIGO、高橋みなみ、エリック・フクサキによる「もしかしてPartII」(小林幸子、美樹克彦)、菊池桃子、増田による「渋谷で5時」(鈴木雅之、菊池桃子)と続いた。

「初回スペシャルに続き、通常回も裏番組に惨敗。前番組『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』(今月から火曜20時台へ移動)は、平均視聴率10%前後で安定していましたから、不調といわざるを得ない。ただ、フジテレビの現状といえば、フットボールアワー・後藤輝基がMCを務めるグルメ番組『発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!』(火曜21時~)が2週連続で4%台と大コケしたほか、安藤優子がキャスターを務める『直撃LIVEグッディ!』がついに1%台に突入するなど、春の改編に伴う新番組が壊滅状態。同局関係者は『せめて、<水曜歌謡祭>だけは……』と、視聴率を伸ばすこと以上に、1クールでも長く続けることに躍起になっていますよ」(テレビ誌記者)

 初回では、記念すべき1曲目に和田アキ子とAKB48、2曲目にももいろクローバーZが登場したが、ネット上では「歌が下手すぎて、チャンネル替えた」「フジのアッコ&AKB48への接待にうんざり」と不評。この声を汲み取ってか否か、今回は冒頭に、歌がうまいとされる槇原を登場させ、AKB48は高橋のみが出演。和田は中盤の7曲目に登場した。

「コラボステージなど、似たような企画で放送中の『UTAGE!』(TBS系/月曜23時53分~)も、最近は2~3%台と打ち切り圏内。“歌うま”ブームが去りつつある今、『水曜歌謡祭』も1ケタが限界なのかもしれない。しかし、28周年を迎えた『ミュージックステーション』(テレビ朝日系/金曜20時~)も、過去に3%台まで落ち込むなどしたが、テコ入れを繰り返し、打ち切り危機を何度も乗り越えてきた。『水曜歌謡祭』も既存のフォーマットにとらわれず、臨機応変に展開してほしいですね」(同)

 流行歌が生まれにくいといわれる今だからこそ、懐メロで勝負をかける『水曜歌謡祭』。果たしてお茶の間に定着することは、かなうだろうか?

最終更新:2015/04/23 23:00
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