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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

芸能界復帰への動きも……? “盟友”島田洋七が明かす、島田紳助の現在

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 暴力団との交際を認めて電撃引退した島田紳助が、4月に沖縄県石垣島出身のシンガーソングライター・RYOEIに楽曲を提供。作詞家として復帰したことで、再び芸能界復帰が注目されている。だが最近、紳助に会ったという、彼の兄弟子に当たる島田洋七は筆者に「『戻る気はない』と言ってましたわ」と、復帰を否定。紳助の近況とは――?


 紳助は、第一次漫才ブームで一世を風靡した「B&B」洋七のしゃべくりの絶妙さに感激し、洋七の弟弟子として、お笑いの世界に入ったという。確かに、ビートたけしも「洋七のしゃべりは誰もかなわない」と絶賛するほどだ。

 お笑いの世界に入った紳助は、吉本興業に所属した。洋七はその後、吉本を出たり入ったりしていたが、自叙伝『佐賀のがばいばあちゃん』(徳間書店)が空前の大ベストセラーになった時に、その印税をめぐって吉本の幹部との関係が悪化し、2007年に契約解除。事実上の“追放”となったが、その後、洋七自らメガホンを取った映画『佐賀のがばいばあちゃん』(09年)に、紳助は吉本の意向を無視して、兄弟子のためにゲスト出演したほどだ。

 紳助が引退後も、2人はたびたび会っていた。昨年8月に紳助がRYOEIのライブイベントで3年ぶりにマスコミの前に姿を現して「復帰は2,000%ない」と否定した時も、洋七は一緒だった。その後、紳助はRYOEIに楽曲を提供したことで、本人が否定したにもかかわらず、周囲では復帰を望む声が再び高まっている。

「紳助と大阪のふぐ屋で飯を食いましたが、『戻る気はない』と言ってましたわ。引退したころは寂しさもあってか、言葉の端々に未練たらしいことも言ってましたが、今はもう吹っ切れたみたいです。不動産業もやってへんし、今は何もやってないみたい」(洋七)

 洋七によれば、紳助はそれほど酒が好きではないという。

「趣味といえば奥さんと旅行に行くくらいやから、そう金もかからん。一生食っていけるだけの金は持ってるから、今は戻る気はないですよ」という。一方で、洋七は「僕の本心としては、いずれ戻ってほしいですね。紳助みたいなしゃべりがうまい若手が、その後も出てきませんからね。見本になってほしいですわ」とも語る。

 今後も、紳助の動向に注目が集まりそうだ。
(文=本多圭)

最終更新:2015/04/24 10:00
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