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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 赤羽漫画家が描く、狂気の短変集
じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

理解できたらヤバい!? 『東京都北区赤羽』清野とおるが描く、狂気の創作『ガードレールと少女』

「こりゃ駄目だな。売れる要素がねえ」
「まず絵がダメだ。薄気味悪くてとっつきにくい。それに何より、話の意味がサッパリ分からねえ。こういうジャンルを不条理っていうのかもしんねえけど、不条理は博打みてえなもんだな。一部のマニアが喜ぶだけで、大衆ウケなんてまずしねえ。売れたきゃこの作風から足を洗え」

 はい……メチャクチャ正論です。ただしフォローさせていただくなら、大衆ウケしないというだけで、清野とおる流の高品質なナンセンスギャグがてんこ盛り。分かる人には分かる(ただし分からない人には一生分からない)そういう読者を選ぶ作品がこの『ガードレールと少女』なのです。僕は好きですこの作品集。自分が相当オカシイだけなのかもしれないけど。

 ……で、偶然にもそんな『ガードレールと少女』の清野先生の表紙イラストで、偶然にも『ガードレールと少女』を出版した彩図社から、僕のマンガコラム本「このマンガ恐るべし…!!」が4月28日に発売されるのです。……ちょっと何言ってんだかわからない、とかスルーせず、書店で見かけた際には手にとっていただけますよう、よろしくお願いいたします!
(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

最終更新:2019/11/13 17:22
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