貴乃花親方後援会パーティーで、怪しい水を宣伝!?「今度はマルチ商法か」
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
「あの水にもその効果があるとは聞いていません。βグルカンが入っているだけで、効果があるかどうかは、お客様が決めることです」
貴乃花側も、そんなものは一切存じ上げないと、こちらもとんでも発言。新潮が言うように、貴乃花夫妻の「脇が甘すぎる」のは確かなようだ。
4月17日のasahi.comに、超人気スーパーモデル、ジゼル・ブンチェンさん(34)が、ファッションショーからの引退を表明したという記事がある。
彼女はドイツ系ブラジル人で14歳のときにデビューしたそうだ。米経済誌フォーブスが、昨年は4700万ドル(約56億円)の収入があったと報じ、「世界で最も所得が多いモデル」の座を8年連続で維持しているそうである。
モデルは憧れの職業なのだろうが、新潮によると、フランスでは「痩せずぎモデル禁止法」が可決されたそうだ。美のお手本が不健康に痩せていてはダメだというのだ。
「この国では痩身のモデルに憧れた若い女性が拒食症になるケースが多い。そこで、BMI18未満の痩せすぎモデルを雇用した事務所に、7万5000ユーロ(980万円)以下の罰金か6カ月以下の禁固刑を科す」(パリ在住のジャーナリスト)というから相当厳しい。
BMIとは体重を身長の2乗で割って算出する体格指数で、日本人の平均は22だそうだ。だが、このところのカロリー摂取量は、ダイエットブームがあるために戦後間もなくの水準にまで戻っていて、BMI18・5以下に分類される人が全体の20%にも上るといわれてるという。
そこで新潮は日本のモデルや女優のBMIを調べてみたら、なんとすごいことに、15未満が河北麻友子、桐谷美玲、あびる優。16未満が鈴木えみ、坂口杏里、菜々緒。17未満が戸田恵梨香、高橋みなみ。18未満が蛯原友里、水原希子、道端アンジェリカ、藤井リナ。 デブ=醜い、痩せ=美しいという「神話」がこのまま続くと、日本の女性は心身共に危ないかもしれない。ちなみに、私は少しふっくらした女性が好みだけどね。
さて、4月4日に福島地裁で出された関西電力高浜原発3、4号機に対する「再稼働差し止め仮処分」を認めるという判決は、再稼働をがむしゃらに進める安倍政権にとって大きな痛手になった。
これは朝日が書いているように、担当判事が昨年5月にも大飯原発運転差し止め判決(関電控訴で高裁で審理中)を出した樋口英明裁判長だったから、弁護団側にも勝算はあった。
現代によれば「これまでの原発行政の常識を打ち破り、『歴史に残る』決定を下した樋口裁判官。だが、本来であれば、樋口氏は今回の仮処分を決定することはできなかった。なぜなら、4月1日付で、氏は福井地裁から名古屋家裁に異動。『左遷』されていたのだ」
だが、樋口氏は職務の取扱上さし迫った必要があるときは、同じ管轄内の裁判官であれば、当該審理での裁判官の職務を代理で行うことができるという「職務代行」というものを使って、「飛ばされたはずの樋口氏が『職務代行』を使うことで、最後にして最大の抵抗を行い、意地を示したのだ」(現代)
仮処分が出た場合は、関電側が不服申し立てをした上で仮処分を覆すか、本訴の提起が必要となるから、どちらにしても再稼働はずれ込むことが確実になったのである。
今回仮処分が出たことで、あちこちの裁判所で仮処分申請を起こすことができるようになった。
これに続いて4月22日に川内原発の仮処分申請に対する決定が出るが、これが同じように認められれば、「安倍政権にとってはメガトン級の打撃」(朝日)になることは間違いないが、樋口氏のケースのように、画期的な判決を出せば待っているのは「左遷」かもしれないと思えば、判決は予断を許さないだろう。
しかも「仮処分の後の本訴で原告側が敗訴した場合、電力会社から再稼働できなかったことによる損害賠償を求められる恐れもあり、川内原発差し止めの仮処分申請では1月に原告住民の一部が申し立てを取り下げている。仮に電力会社にこうした手段に出られたら、原告住民側には大きな痛手になるだろう」(朝日)。権力とピッタリの電力会社ならやりそうなことだ。
そんなことに怯むな。もしそうなれば日本中の反原発、脱原発の人間が金を持ち寄って助けに行く。最高裁には無理だろうが、高裁あたりには人間の心を持った裁判官がいるはずである。この歴史的な判決を無駄にしないようにしたいものだ。
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