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ピョ氏はサムスン製の巨大なスマホで検索した店に電話して、日本人でも大丈夫か聞いてくれたのだ。そして数軒目に可能な店が見つかり、潜入できることになった。料金は60分15万ウォン(約1万5,000円)で、パガジ(ぼったくり)されることもなかった。
向かったのはカンナム駅近くにあるマンション。指定された部屋に行くと、迎えてくれたのは、ブスでも熟女でもないけど、超美人でもない20代半ばのフツーの女のコだ。カタコトの英語で話すと、昼間はOLをしているという。
まあ、ここまでくれば、もうそれほど多くの会話は必要ない。彼女の部屋に遊びに来たという感覚の、いわば逆デリヘルだ。その内容は、日本の風俗とは違って、もちろん最後までのカンナムスタイルだった。
しかし、このあと、楽しみにしていた、ある期待をくつがえすことがソウルの街で起きようとは、知る由もない初日の夜だった。つづく……。
(写真・文=松本雷太)